「逃げること」も考えなくてはならないようだ
3月に富士山ハザードマップが改定され、公開されたという新聞報道を見て、ギョッとした。
これまで、ウチのあたりまでは来ないだろうと思っていた富士山の熔岩が、どうやら到達するようなのだ。
新聞記事の図ではよくわからないので、ハザードマップを探した。
静岡県公式ホームページの中の富士山ハザードマップの中に、「溶岩流の可能性マップ」があった。
PDFだが、マップ自体はラスターデータ(ビットマップ画像)で、拡大するとぼやけてしまうが、スクリーンショットを引用する。
だがどうやら、やっぱりウチのあたりは色が付いているので熔岩に飲み込まれるようだ。
予想が改定された理由は、熔岩流の噴出量が約2倍に変更され、地形データを精緻化したシミュレーションを行った結果だそうだ。
愛鷹山さまが守ってくださると思っていたのに……。
ますますぼやけてしまうが、もうちょっと拡大してみよう。
水色の部分は最終的に溶岩が到達する範囲で、噴火から2か月後には、なんと国道246号まで達する可能性があるのだ。
紫色の部分は熔岩流が一週間で到達する可能性がある範囲で、ウチはここに含まれる。
そこで、富士山が噴火したとき、直ちに避難する必要はないが、一週間のうちには逃げ出すことを考えなければならない。
これまでは、インフラが復旧するまで籠城することを前提に、食料品などを備蓄したり、ローリングストック体制を整えてきた(主体となって実践してきたのはカミさんである。感謝)。
逃げ出すとなると、何をどれだけ持って行くか、持ち出しやすくするにはどうするか、といったことを、改めて考えなくてはならない。
水や食料、衛生資材、衣類、そして書類やデータ。
いやもうこれは、ほんとうにじっくり考える必要があるなぁ。
しかも、災害はいつ起こるかわからないので、計画の立案や実行のスケジュールをどう立てたらよいのやら。
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