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2014/06/15

姿を見せるのか?

姿を見せるのか?
姿を見せられてもなぁ。
やっぱりなぁと思うだけだしなぁ。
こういう連中に判断されてもなぁ。
ワシはこういう連中に投票したことはただの一度もないし、当然、信用も信頼もしていないからね!
次には「お国のために死ね」とか言い出すんじゃないだろうね。

ちなみに、芥川龍之介は『侏儒の言葉』の中でこう述べている。
「軍人は小児に近いものである。英雄らしい身振を喜んだり、所謂光栄を好んだりするのは今更此処に云う必要はない。」
そして、こう結んでいる。
「なぜ軍人は酒にも酔わずに、勲章を下げて歩かれるのであろう?」

確かに、妙に大きな帽子を被り、勲章をやたらとぶら下げた老人の並ぶ近隣某国の映像を見ると、理解しがたいなぁと思う。

ところがこのところの集団的自衛権に関するいろいろな意見を見ていて、自衛隊は「普通の国」の軍隊とは違うかな?と思うことがたびたびあった。
災害救助や紛争の解決といった、消防や警察のような仕事を(国際的に)したくて自衛隊に入る若者がいる(ひょっとして大多数?)。
元防衛省の幹部が、安易な憲法解釈の変更に反対する。
強引に解釈しないと「自衛」と言えない戦闘で血を流すのは、悪くすれば命を落とすのは、誰か。

命を落とすことはもちろん、血を流すこともない連中に「美しい国のために死ね」なんていう資格はない。

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