火星と満月の夜
今日は月の出のとき、部分月食だったそうだ。
ワシが帰るころには、欠けたところなどない、満月が空に昇っていた。
こんと夜の散歩に出ると、月明かりで夜道が明るかった。
月が明るいので目立たないが、昨日は火星が地球に最も接近した日だった。
火星は地球の軌道の外側を公転しているので、火星が太陽のこっち側にあるときには近く、太陽の向こう側にあるときには遠い。
つまり、火星が地球から遠く離れているときには、遠くて暗いだけではなく、昼間に空に出ているため、まったく目立たない。
というか、見えない。
火星が地球に近いとき、真夜中に空高く昇る。
近いし、真夜中だし、ということで、赤く瞬かない火星は迫力がある。
……迫力があってしかるべきなのだが、今回は満月の明るさにかすんでしまったねぇ。
※プラネタリウムソフト「Stella Theater Pro」を使用
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