スマートフォン山に登る
一週間前、右手の親指爪に近い部分がパックリ割れていたが、ようやく癒えた。
久々に山に出掛け、寒い中、水と火を扱ったので、手が荒れたのだ。
足尾の山に登って力モシカなどを見た話は、ここ一週間の記事を読んでいただくとして、今日はスマートフォンの話。
2台目(2代目?)のスマートフォン、Arrows NX F-06E を持って山に登った。
ふだんから特にケースに入れたり、ストラップを付けたりしていないので、裸のままザックのポケットに放り込んでおいた。
一緒に入れたコンパクトデジタルカメラとぶつからないように、間にゴミ袋(雨天時はザックカバーとして使用)をはさんだ。
F-06E の強化ガラスのディスプレイとダイヤモンドコートの外装を信用しているのだ。
もちろん、傷一つ付かなかった。
定点観察の間に、写真を撮ったりメールしたり Twitter に投稿したりした。
近頃のスマートフォンはカメラ機能が進歩しているので、デジタルカメラの出番が減ってしまった。
撮った写真をそのままメールや Twitter やブログに添付できるしね。
たまたま電波の届く稜線だったので(3Gだけど)、家族に「なんとか登れたよ」とメールすることもできた。
遠く富士山が見えたとき、その方角を地図とコンパスで確認したり名前のわからない植物を図鑑で調べたり、といったことを、すべてスマートフォンでできてしまうのはとても便利である。
嵩張る地図も重い図鑑も持って登らずに済むのだから。
その他、車で移動中にオーディオプレイヤーとして使い、車のラジオ(往路の高速道路で電動アンテナが故障して、出し入れ途中で止まって動かなくなってしまったのだが)にFMトランスミッターで音楽を飛ばしたり、地図でルートを確認したりと、山行の間、スマートフォンの機能を便利に使った。
だが、泊まった場所では電波が入らず、酒を飲んでいるときには車中に放置したので、星座の確認その他、やろうと思えばできたであろうことを確さず仕舞い。
まあ、その分、デジタルデバイスにまったく触れないアナログでワイルドな夜を過ごすことができた。
ところが、ワイルドな生活のせいで、冒頭に書いたとおり、手が荒れた。
そのため帰路、メールで家に連絡したり、車のアンテナの修理の手配をしたりするのに苦労した。
指紋がなくなって、スマートフォンの指紋認証が効かなくなってしまったのである。
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