海賊風なわけじゃない
最近、手拭いを頭に被るとしっくりくる。
こんとの散歩のとき、秋冬春のスリーシーズンはキャップを被っているのだが、夏の間は汗をかくので手拭いを被る。
その手拭いが、今年は妙にしっくりくるのである。
浮いたりずれたりしないという意味で、しっくりくるのであって、似合っているかどうかはわからない。
ワシは海賊風とかそんなことを気取っているわけではなく、もともとは庭で作業をするときに頭に枯れ枝や毛虫が落ちてきても大丈夫なようにと、こんなふうに被っていたのだ。
なんでしっくりくるのか、その理由を考えてみたら、ちょっと寂しくなった。
理由として思いついたのは、髪の毛の力が弱っているからではないのか、ということだ。
髪の毛の数そのものが減って、不自由な状態になったわけではない。
白髪は少し増えたが、真っ白になったわけじゃない。
だが、若いころは寝癖が夜まで直らないくらい、髪の毛に腰があったのに、最近はとても大人しい。
やはり、髪の毛が細く柔らかくなったので、手拭いを被っても反発することがないのだろう。
いやはや。
トシだな、やっぱり。
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