100ミリシーベルト
放射線被曝量が100ミリシーベルト以下なら、(放射線が原因で)がんになることはないそうだ。
福島第一原発周辺の帰宅困難地域の年間放射線量は50ミリシーベルト以上である。
つまり2年以上そこで暮らすと、がんを発症する可能性が出てくる、ということだ。
ここで、単位の問題に引っ掛かる。
線量計は「マイクロシーベルト毎時」である。
線量計の値がどれくらいなら、帰宅困難ではないのか?
ここで、年間50ミリシーベルトが「何マイクロシーベルト毎時」なのか、計算してみよう。
50ミリシーベルト=50×1000マイクロシーベルト
50000÷365日÷24時間=5.7マイクロシーベルト毎時
答えは「線量計の値が1ケタの前半」である。
2ケタなら、そこは人が住めないところ、なのだ。
人が住めないところを、まだ増やすつもりなのだろうか。
| 固定リンク
コメント