夕空のルシファーたち
19時過ぎ、三島駅の駐車場から西の空を見ると、金星・月・木星が並んでいた。
どれも太陽系の惑星と衛星だから、ほぼ黄道上に位置するため、(ほぼ)一直線に並んで見える。
これら「明るい星」の中で、本当の「宵の明星」は金星である。
金星の大きさは地球とさほど変わらないが、太陽に近くて白い雲(硫酸の雲だけど)に覆われているので、明るく輝いて見える。
はるかに遠い木星も、巨大で雲に覆われていて太陽光をよく反射するため、明るく輝いて見える。
アーサー・C・クラークによると、地球の地殻をミカンの皮をむくようにはいで木星に貼り付けたとしたら、地球儀上のインドくらいの大きさになるそうだ。
その地球の太平洋にすっぽりはまる大きさの月は、黒い玄武で覆われているが、周囲の宇宙空間に比べれば「白い」ため、これまた明るく輝く。
ちなみに、ルシファーは「堕天使」でもある。
要するに悪魔だね。
悪魔ってほどではないが、ウチでいろいろ悪さというかわがまま放題のヤツといえば、こんである。
ぬいぐるみをくれというので、ぜんぶ載せてやったら、ちょっと嫌な顔をしていた。
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