年賀状のデータを3回作り直した
今年は年賀状のデータ作成にえらく苦労した。
宛名印刷には、2003年からずっと「宛名職人」を使っていた。
HP のプリンタに付属していたのだが、シンプルで使い勝手が良かった。
ところが、「宛名職人」をインストールしていた PC が突然死してしまった。
そこで PC を買い替え、ついでに「宛名職人」も Windows 7 対応の新版を買おうと思ったのだが、そのときには、2011年用しかなかった。
転居通知や喪中の連絡が来たりしているので、住所録の整理をしたいが、どうしたものだろうと考えて、家電量販店の店頭で「筆王」を買った。
「宛名職人」のデータを「筆王」にインポートしてみたが、年賀状の履歴はうまく引き継げなかった。
「宛名職人」の体験版をダウンロードして、古いデータの変換もやってみたのだが、うまく行かない。
しょうがないので、年賀状履歴は手入力した。
ところが、「筆王」が使いづらいのだ。
いや、いろいろと工夫されていて、初心者にも優しく作られているのだろうが、ワシには合わなかった。
いやはやどうしたもんだ、と悩んでいるときに、「宛名職人」の2012年版が発売されたので、ダウンロード版を購入することにした。
「筆王」のデータをインポートすると、やはり年賀状の履歴は引き継げない。
仕方がないので、古いデータをまた変換して、2011年の履歴を追加した。
これで住所データを都合3回作り直したわけだ。
それだけでは済まなかった。
裏面、というか画像を作るのにまたまた苦労した。
Adobe Illustrator を使って作ったのだが、Windows 7 での動作が保障されていないバージョン 8 である。
さあできた印刷しよう、と試しに 1 枚印刷すると、ネットワーク越しのインクジェットプリンタからキレイに出力できた。
よしよし、では次に 19 枚印刷しようとしたら、1 枚出力したところで終了してしまう。
エラーメッセージも何もなしに、印刷ジョブが終了してしまうのだ。
Illustrator を再起動すれば直るかも、と考えて一旦閉じて、保存しておいた年賀状の画像データを開くと…… Illustrator の起動直後、Windows から警告が。
Illustrator が異常終了したという。
Illustrator は起動するのだが、年賀状を開くと、落ちる。
原因がわからないので、Windows を再起動。
やはり、年賀状を開くと、Illustrator が異常終了する。
仕方がないので、データを作り直す。
作り直したデータを保存してから印刷してみると……プリンタにデータが送れない。
原因は、ネットワークエラーだった。
Windows 起動時に、ネットワークドライバが正常に読み込めなかったらしい。
起動時にはそういうメッセージはなかったが、不具合の診断をしてみたら、そういうことだった。
Windows を再起動して、さっき作り直したデータを開こうとすると…… Illustrator が異常終了する。
またか!
……仕方がないので、データを作り直す(2回目。最初に作ったものを含めると、3回目)。
念のため、データを Illustrator 形式のほかに、リンク画像を埋め込んだ EPS 形式と PDF でも保存しておいた。
そして印刷。
……やっぱり 1 枚ずつしか印刷できないが、しょうがない。
100 枚印刷するのに、[Ctrl]+[P] を 100 回押して、印刷完了。
データファイルを一旦閉じて、再度開こうとしたら、Illustrator は異常終了した。
EPS と PDF は問題なく開いた。
……ということは、画像をリンクしていることに問題があるようだ。
うーん、まぁ、Windows 7 で Illustrator 8 を使っていること自体に問題があるのだが、パーソナルユースなら 8 で機能は充分なんだけどなぁ。
それにしても、アプリケーションの互換性や OS との相性で何度もデータを作り直させられるとは。
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