2019/08/11

分類について

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なんか3年位前から庭のあちこちに生えてくるこの栽培植物、なんだろうなぁと思いつつも放置していた。今日、カミさんに名前を聞かれて、ようやく調べる気になった。

日本の野生植物、とくに草本ならだいたい科は全部把握しているし、属の見当ぐらいはつくのだが、栽培植物(園芸植物)は未知の科だったりして勘が働かない。そこで、Googleレンズを使ってみた。Googleフォトに写真をアップロードし、「レンズ」アイコンをクリックして検索させたのだ。

写真は適当に撮ったものなのでピンボケだったのだが、「シュッコンハゼラン」がヒットした。宿根爆蘭、または爆蘭(ハゼラン)、三時草(サンジソウ)というらしい。南米原産の多年草(日本では一年草?)で、実が線香花火のようなので「爆ぜ」蘭なのだそうだ。

ネットやAIを使うと、植物の同定も楽だねぇ。図鑑を片っ端からめくるなんてことは必要なくなるのだろうか。ボーナスはたいて買った「日本の野生植物」とか「日本原色雑草図鑑」とかはどうしたもんだろう。

それはさておき、同定して種の名前を明らかにし、生物の分類上の位置を特定することは、学問上は重要なことではあるが、じつはあまり本質的なことではないのではないか、と思うことがある。生物は常に進化し変化していくものであるから、生物の分類とは「現在」という一瞬におけるスナップショットについて論評するようなものだからだ。

大学生の時、進化学の教授に「タキソニアンになるな」と言われたことを思い出す。タキソン(taxon)とは分類の単位のことで、タキソニアンとは分類することだけを重視し、分類することで満足してしまう人のことだ。

分類するのは生物学者だけではない。ヒトは分類したがる生物なのかもしれない。しかし、敵とか味方とか、負け組とか勝ち組とか、優秀とか劣っているとか、生産的とか非生産的とか、とにかく分類してラベル(レッテル)を貼ってそこで思考を停止してしまってはならないと思う。

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さて、こんの写真をGoogleレンズで調べてみたら、2番目に「柴犬」が出てきたが、1番目は「ニューギニア・シンギング・ドッグ」だった。

パプアニューギニアの野生犬で、絶滅危惧種だそうである。

もともとアジアのオオカミに近い日本犬に、いろいろな犬種の血が混ざると、野生犬ぽくなるのだろうか。

3番目が「ディンゴ」(オーストラリアの野生犬)だったしね。

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2018/11/25

タネツケバナはタネを飛ばす

種子を飛ばすタネツケバナのスロー動画。はっきり飛んで行くのが見えるのは、種子(タネ)ではなく果皮(さやの皮)だけど。

動画を再生できないときはダウンロードしてください(7.76MB)

種子が成熟したタネツケバナのさやに触れたときに果皮が巻き上がり、種子が飛ばされる。

果皮も丸まって飛んで行くことが多いのだが、次の写真のように残っている場合もある。

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ところで、この写真は今日ウチの庭で撮ったもの。
タネツケバナの名の由来は、イネのタネを水に浸けて苗代を作る時期に咲くということなので、春の花だ。
まぁこのところ、温暖化のせいだかなんだか、春の花が冬に咲くのも珍しくないが。

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2018/05/04

カラスノエンドウの・・・豆!

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近所のカラスノエンドウの莢(さや)が黒くなっていた。
緑色で柔らかかった莢が、黒く硬くなっている。
黒い莢は緑の茂みの中で目立つが、このことは何かカラスノエンドウの繁殖戦略上の利点があるのだろうか。

黒く乾いた莢を、ちょいとつまんでみる。
すると莢はパチンと音を立てて二つに割れ、らせん状に丸まった。

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莢(果実)の中には黒く丸い豆(種子)がある。
莢のはじけ方が激しいと、種子は勢いではじけ飛ぶ。
莢には斜めに繊維が走っていて、これがばねの役割をするのだろう。
ちなみに、枝豆を食べているときに莢を分解すると、同じように繊維が走っていることを確認できる。

……ということで、莢は力が加わるとはじけて、種子を遠くに散布するのだ。
ホウセンカやカタバミと同様、果実が変形して種子を飛ばす、機械的散布という種子散布の形式である。

ここで、なぜカラスノエンドウの莢が黒いのか、という最初の疑問に立ち返る。
ひょっとして、黒くて目立つと、鳥や小動物が見つけてつまんでみるからではないのか?

このあたりではキジバトをよく見かけるから、どうするか観察してみようと思う。
豆がはじけ飛ぶとき、豆鉄砲を食らったような顔をするだろうか。

ところで、エンドウマメを漢字で書くと「豌豆豆」となってしまう。
「烏の豌豆の豆について」なんていうタイトルにしようかと思ったのだが、ちょっとよくわからない感じなので種名はカタカナ表記にした。

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2018/04/28

常緑樹の反意語は落葉樹?

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この写真には落ち葉がいっぱい写っているが、芝が緑色だから、秋に撮ったものではないとわかるだろう。
じつは今日、近所の神社で撮ったのだ。

この落ち葉は常緑樹のクスノキのものである。
常緑樹は冬にも緑の葉をつけているので「常緑」と呼ばれているが、葉を落とさないわけではない。
春から初夏にかけて、新芽が芽吹くと冬越しした古い葉を落とすのだ。

だから、「常緑樹の反意語は落葉樹」と言われると違和感がある。
常緑樹も初夏に葉を落とすのだから。

冬に葉を落とす「いわゆる落葉樹」は、「夏緑樹」と呼ぶほうがふさわしいと思うのだ。

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2017/04/16

スミレ咲き、アゲハ舞う

スミレ咲き、アゲハ舞う

庭のスミレが咲き始めた。
そういえば今朝、羽化したてのナミアゲハもいた。
花と虫の季節到来。

スミレ咲き、アゲハ舞う

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2017/04/15

今年のサクラは何か変

今年のサクラは何か変
昨日の朝、ゴミを出しに行く途中に撮った近所のお宅のサクラ。

ちょうど満開なのだが、もう葉が出ている。
ケヤキやクヌギも葉を広げ始めているので、何か変な感じである。

たぶん、落葉広葉樹が葉を展開する時期が例年通りなのに、サクラの花が咲くのが遅かったのだろう。
コブシの花すら残っていて、本当に今年の春は変である。

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2017/03/26

庭はハナニラの花盛り

庭はハナニラの花盛り
今日は朝から雨だが、昨日は晴れていた。

芝生中や植木の下に顔を出すドクダミの芽を掘って駆除した。
ドクダミの花は嫌いではないのだが、葉が繁ると他の草を枯らすし、それより何より茎や葉が臭うしね。

ワシが作業していると、こんは庭のあちこちへ歩いて行っては、寝そべって眠そうにしている。
こんは、ワシが(草刈り機などの機械を使わずに、静かに)作業している庭でぼんやり過ごすのが好きなようだ。

庭のユスラウメやコデマリの蕾が膨らんできたが、まだ花は咲かない。
庭で花盛りなのは、トウカイタンポポにオオイヌノフグリ、キュウリグサ、そしてハナニラだ。

とくにハナニラは庭のあちこちで咲いていて、足を下ろすときに花を踏みそうで躊躇することもある。
こんは無頓着にハナニラの上にも寝そべる。
そんなわけで、こんの腹はときおりニラ臭いのである。

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2016/12/17

快晴:ドウダンツツジ紅葉

ドウダンツツジ紅葉

庭のドウダンツツジの紅葉も終わりかけ。スマートフォンのインカメラで、空を背景に撮ってみた。

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2016/12/10

快晴:ヒメシャラ紅葉

快晴:ヒメシャラ紅葉

ということで写真を撮っていたら、こんが腹を見せて撫でろという。


快晴:ヒメシャラ紅葉

撫でずにいると顔を手(前足)でこすり、ぎゃん、と変な顔で鳴いて庭の隅へと走って行った。


快晴:ヒメシャラ紅葉

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2016/11/12

場違いな侵入者

場違いな浸入者
冬枯れの様相を見せ始めた庭の片隅にアフリカホウセンカが咲いていた。
インパティエンスという属名で売られている花である。
苗を植えた覚えも種子を播いた覚えもないので、勝手に生えてきた「侵入者」である。

アフリカホウセンカの花粉は容易に発芽するので生物の実験に使ったことがある。
花が咲いているときに花粉を採取したが、果実が熟するところまで観察していない。
同じインパティエンス属のホウセンカと同様に種子を飛ばすのだろうか。

植物の種子散布メカニズムは多種多様で、ホウセンカやカタバミのように熟した果実がはじけて種子を飛ばすものも多い。
だが、果たしてウチの庭まで、隣家あたりから種子が飛んでくるものなのだろうか?

カタバミの種子は飛ばされて落ちるだけでなく、動物の体(衣類や毛皮)に付着する。
カタバミはカタパルト発射型と動物付着型の混合型なのだ(動物付着型の代表格は、「ひっつき虫」として知られるオナモミやイノコズチ)。
自然は簡単に分類(線引き)できるものではない。
線引きや分類にこだわるのは非科学的だ(こんなこと考えちゃうのは、アメリカ大統領選挙と関係あるかも)。

アフリカホウセンカの種子も、飛ばされるだけでなく、動物の体(疑わしいのはワシとこん)に付着して侵入したのだろうか。

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