2022/02/07

イマジン

まずはウチの近辺の様子から。

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ウメ開花。昨年より一週間くらい遅いかも。

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カワヅザクラも咲き始めた(ピントが合ってない)。

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北海道や日本海側の地方はたいへんな大雪だそうだが、静岡県東部は(寒いけれど)雪の気配はなく、富士山も地肌が見えている。

雪が少ないといえば北京五輪。
人口降雪で対応しているとか。
温暖化が進めば、冬季オリンピックはすべて人工雪になるのでは、なんて話もあるが、そう単純ではない。
地球の平均気温が上がっても、地球上の全地域が温暖になるわけではない。
気候は極端化するので、「経験したことのない大雪」に見舞われる地方も出てくるのだ。

それはさておき、近代オリンピックの精神はどこへやら、商業主義と国家の威信をかけた五輪の開会式で、なぜイマジン。
価値観の押し付けや国家主義とは相容れない歌詞なのに。

変なのは商業オリンピックに乗っかるマスコミも同様で、「メダル」とか「日の丸」とか絶叫するアナウンサーがウザい。
スキーのジャンプ競技で、前に飛んでいます(当たり前だろ)、とか、双曲線を描いて(もちろん正しくは放物線)、とか、どうにかならんか。

その点、スノーボード(スロープスタイル)やフリースタイルスキー(モーグル)の解説は面白かった。
というか、解説してもらわないと、その凄さがわからなかったりする。
なんでそんな格好で跳べるの、とか、何回回ってるの、とか、何気なくやってることが実は難しい、とか、斜面の先が見えないまま翔んでる、とか……。

そして、凄い技やスピードで高い得点が出れば、各国の選手が互いに健闘を称え合う。
そこには国境も宗教もない。
まさにイマジン。

でも、団子になって抱き合ったり叩きあったりするのはいいけれど、感染には気を付けて。
ウイルスにも国境はないからね。

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2021/09/30

ベタベタの正体

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昨日のブログに書いたシマスズメノヒエの話の続き。

今日は、台風16号の接近に伴う雨が降る前にと、午後3時過ぎに散歩に出かけた。

上の写真で遊歩道の縁に生えているのがシマスズメノヒエ(ダリスグラス)。

2本抜き取って家に持ち帰り、簡単にスケッチした。生物学的なスケッチとしては失格な、荒っぽいスケッチだが、草と花の感じはわかるだろうか。

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イネ科の植物なので、小さな花がたくさん集まって穂になっている。イネとかムギとかエノコログサ(ネコジャラシ)とかと同様だが、形状はオヒシバに似ている。小さな花は3列に並んでいるように見える。

その小さな花から黒っぽい雄しべの花粉袋や、黒っぽいブラシのような雌しべの先端(柱頭)が出ていて、虫が付いているみたいな感じ。

この花粉袋も柱頭も、花全体の表面に生えている細かい毛も、ベタベタしていない。それなのに、なぜシマスズメノヒエの茂みを通り抜けたとき、こんの頭や腹や足はベタベタになるのか?

ということで花の中を見たところ、中に液体が詰まっているものがあった。この液体がベタベタなのだ。

シマスズメノヒエは、イネ科の植物としては珍しく、昆虫が花粉を媒介するらしい。このベタベタは「蜜」なのだろうか。

そもそも甘いのか?試したほうがよいかな?と思ったものの、生えている場所が犬の散歩道なので、確認していない。する予定もない。

だいたい、ものすごく量が少ないので、どうやって集めればよいのやら。

 

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2021/09/29

秋の支度(冬支度の前段階)

6日間の夏休みのうち4日目を消化。夏休みとはいうものの、1年のうちにいつでも、バラバラに取っても良いので、週の中日を休みにして自主的隔週週休三日制にしている。

非常事態宣言が解除されて人がどっと出てくると嫌なので今のうち、ということで午前・午後の2回に分けて2箇所のホームセンターに行った。

夕方、ダイニングの緑のカーテンにしていたリュウキュウアサガオを撤去。庭の冬支度、というかその前の秋支度である。金曜日に接近するという台風16号に対する対策でもある。

45リットルのゴミ袋2つ分であった。庭の草木は原則としてコンポストに入れて堆肥化するのだが、リュウキュウアサガオは大量なのでコンポストに入り切らないし、これから寒くなるにつれて、コンポストの分解能力も下がるからね。

そして陽が沈む頃に散歩。

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昨年4月に「こんがちょっと不調である」と書いたが、この時期も腹や足がかゆくなることがある(ワシではなく、こんが)。その原因はイネ科植物の花粉や分泌物ではないかと疑っている。

この写真にも写っているのだが、芝に混じってダリスグラスという牧草が生えていて、この時期に花を咲かせる。夏に茂り、冬を種子で過ごす草の秋支度である。その花がベタベタしていて、こんの頭や腹や足にベタベタが着く。

だから散歩から帰ったら、こんをボディータオルで拭かなくてはならない。昨年の秋と今年の春は、この方法でアレルギー反応を避けることができた。

ダリスグラス(和名シマスズメノヒエ)の花のスケッチとか、どの部分がベタベタしているのか調べたりとか、ちょっとやってみようかと思ったのだが、台風16号が来るからなぁ。サンプル採取も難しくなるかもなぁ。

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2021/09/26

植物は「端だけ」成長する

約15年前、「トトロの大木は一夜にして成らず?」という記事を書いた。
アニメ映画『となりのトトロ』の有名なシーンをネタにしたものだ。

どのシーンかというと、このシーン。
スタジオジブリ提供の「場面写真」を載せておく(ジブリさん、ありがとう。使わせてもらいます)。

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植物の成長については学生時代から観察してきたので、現実の成長のしかたとは違うなぁ、と思い、模写したのが次の図である(当時、DVDを一時停止して描いた)。

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木の成長につれて、下のほうにあった小さな枝の位置が、上へと移動している。

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このように描いたほうが、より成長しているように見えるのはわかるが(だから作品世界の中の描写としては否定しないが)、植物の成長の法則は、動物とは大きく異なる。

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ウチの庭で「緑のカーテン」にしているリュウキュウアサガオは、彼岸を過ぎても元気に成長を続けていて、地を這う茎(つる)が、2.7メートルのウッドデッキの下を抜けて、テラスを横断しつつある。
その伸びる様子を、2日ほど観察してみた。
茎についている葉と脇芽の位置をパステルでマークし、写真に撮ったのだ。

約24時間で伸びた長さを調べてみたところ、次のようになった。
ちなみに、植物学では葉と脇芽の出ているところを「節(せつ)」といい、節から節までの茎の部分を「節間(せっかん)」という。

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先端のほうの節は約20cm移動している。
その次の節は約11cm移動しているので、この節間は1日で約9cm伸びていることになる。
同様に、約11cm移動した節の次の節が約2cm移動していることから、この節間も約9cm伸びている。

しかし、その次の節間の伸びは約2cmだ。
根に近いほう(写真の右側)に行くにつれて伸び方が鈍くなり、葉が展開すると、もう節間は伸びない。
ウチのリュウキュウアサガオの場合、地上を這う茎の節間は、どれも約20cmで止まっている(9cm+9cm+2cm=20cm)。

トトロの世界の植物と異なり、現実の植物は茎の先端部分だけが伸びていき、根元のほうは伸びないのである(もちろん、地中では根の先端部分が伸びている)。

植物の細胞は体の先端(成長点)で分裂を繰り返し、新しくできた細胞が大きくなることで、茎や根や葉が伸びていく。
体中の細胞が分裂する動物とは、成長の法則が違うのだ。

さて、茎や根の先端が伸びるだけでは、植物は太れないはずだが、実際には太っていく。
そこで、茎や根が太ること(肥大成長)は、先端が成長することと違うじゃないか、と思うかもしれない。

だが、茎や根が太るのは、表皮のすぐ下の部分の細胞が分裂して、その後大きくなるからだ。
茎や根の中心から見れば「端」にあたる外側へ、外側へと成長していく。

だから、やはり植物は「端だけ」成長するといってよかろう。

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2021/05/12

生物の生態や進化に関する非目的論的思考について

昨日載せそこなった「緑」の写真(散歩の途中の近所の公園の植え込み)。

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緑色に見える植物が、緑色の光を使っていないことをご存知だろうか。

植物の葉は赤や青の光を吸収し、緑色の光を反射するので、緑色に見える。

赤や青の光を吸収して光合成に利用して、余分な緑の光を通過させるので、木漏れ日は緑色だ。

より効率的に光合成する「ため」には、緑色の光も使ったほうがよさそうだが、そうなっていない。

たまたま数億年前、植物が光合成に使い始めた色素が葉緑素(クロロフィル)で、今日までとくに不都合がなかったから、あるいは他の感光性色素に切り替えるコストが高いから、こうなっているのだ。

生物の生態や進化について考えるとき、「~のため」という目的論的思考は排除しなくてはならない。

生物の生き方や進化に目的や方向性はなく、生物の世界は(というか宇宙は?)偶然と確率が支配しているからだ。

だから最近テレビの報道番組などで聞く「ウイルスは宿主を殺すと生存できないので、変異して弱毒化する」という言説には違和感がある。

ウイルスが変異によって弱毒化するか強毒化するかは、わからない。感染力が強くなる変異株が生き残るのは確実だが。

感染力を増した変異株が強毒化して、宿主(人類)ともども絶滅してしまう可能性もある。

数年後か数十年後か、運よく弱毒化したウイルスだけが蔓延した島とか奥地とかに生き残った人類がいたとしたら、「SARS-CoV-2も変異して弱毒化したね」と言うだろう。

要するに、ウイルスは長いタイムスパンを経て、「結果として」弱毒化するのだ。パンデミックの最中にある現在、急速な弱毒化は期待できない。

ウイルスは「弱毒化しよう」などと思って生きているわけではないのだから。

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2021/02/27

2月が終わる

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庭のハナニラが咲き始めた。
今年のハナニラの株は小さく、花も小ぶりに見えるが、それには理由がある。

2月6日(土)の早朝(というか午前2時だから深夜かな?)、こんが下痢をした。
30分ごとに庭に出て、用を足す。
そのまま置いておくと踏んでしまう危険があるため、懐中電灯と移植ごて(スコップ)を持って庭に出て、掬い取ってコンポストに投入する。
そんなことを朝までの間に5~6回繰り返した。

このとき、庭の芝生に生えているハナニラやノビルやオランダミミナグサが、邪魔になった。
葉や茎の繊維が強いので、便を掬い取るときに千切れず、そして残存物が付着するのだ。

というわけで、2月7日(日)に鎌をふるって、こんが用を足すのに使いそうな場所の草を刈った。
その結果、ハナニラもノビルも地表スレスレの高さまで短くなった。

3週間経って、再び地表に展開した葉と、残っていた栄養分を使って咲いた小ぶりな花が、昨日から咲き始めたのである。

さて、こんの下痢は、11月29日以来の不調の治療として投与されている副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の影響かもしれない。
しかし、ステロイド剤は急に投与を中止すると危険なので、徐々に量を減らす必要がある。
というわけで、投与間隔を毎日から1日おきに、2日おきに、と変えていき、現在は2日おきに1錠の半分を投与している。
おかげで最近は下痢をしないが、いつまた急に「来る」かもしれない。

そんなわけで、1階の居間で寝る生活を始めて今日で3か月になる。
こんが2階に上がろうとしないのは、夜中に急に便意が来るのが怖いのか、足元やおぼつかなくなったからなのか。

フローリングではやたらと滑るが、公園に散歩に出かけたときは元気なので、まぁいいか。

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2020/03/29

冷たい雨が上がった

首都圏各都県で外出自粛要請の出されている週末、冷たい雨が降った。

急な温度変化で体が弱って病原体(COVID-19のみならず、アデノウイルスとかインフルエンザウイルスとか)に負けては困るので、体力維持のため散歩。

というか、昼寝から覚めたら晴れていて、こんが待ち構えていたのだ。

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雨が上がったばかりの公園は水たまりだらけ。道が水たまりになっていたり、芝生を歩くとびしゃびしゃだったり。

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ソメイヨシノはまだまだだけど、桜の品種によっては満開に近い。なぜかケヤキも一部の枝だけ芽吹いていた。

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雨上がりの空の色は澄んでいてきれいだったが、晴れているのは上空だけ、箱根や伊豆の山には雲がかかっていた。

風が冷たくて寒いからか、こんは早々に引き上げたがり、いつもの週末の半分ほどの時間の散歩となった。きっとまた夜に出かけたがるだろう。

 

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2020/03/25

ユスラウメの(ちょっとした)異変

前回に続いてユスラウメの写真。

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中央右側の花はあらかた花弁が散っている。よく見ると、おしべが変である。おしべの先が小さな花びらになっている。

おしべも花びらも、もともとは葉が変化してできたものである。ちなみに、このように植物の器官(部品)の形態が変化することを「変態」という。

おしべもめしべも花びらもがくも、花を構成する器官はすべて葉が変態したものなのだ。

そこで、おしべが花びらに変態するような異変は、そう珍しいことではない。原因は温度変化だったり病気だったり、そういった刺激によるホルモン異常である。

春に花咲く植物では、花を構成する部品は秋の落葉前に作られる。だからこのユスラウメの異変の原因である異常な刺激は、昨秋に受けたもの……ということになるが、さて何だろう? 

花びら以外の器官が花びらになることを「弁化」という。花びらは植物学用語で「花弁」(かべん)、おしべは「雄蕊」(ゆうずい)というので、正しくは「ゆうずいがべんかしてかべんになっている」ということになるが、まぁ音(おん)だけではわかりにくいこと。

おしべがすべて花びらになっている花は、たくさんある。たとえば、八重桜。チューリップとかアサガオとか、多様な品種のある園芸植物にはたいてい、花びらの数が野生種よりも多い「八重咲き」がある。

おしべもめしべも花びらになってしまうと、植物は生殖能力を失う。ということで、八重咲きの園芸植物はその生活のすべてを人間に依存しているのだ。

花粉症に苦しむカミさんを見てふと思ったのだが、スギやヒノキの花粉を作らせないために、おしべを弁化して八重咲きにすればよいのでは……というわけにはいかない。スギやヒノキは裸子植物なので、おしべも花びらもないからね。

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2020/03/23

ユスラウメ開花、桜もぼちぼち

東京では桜が満開だそうだが、沼津はようやくソメイヨシノがぼちぼち開花を始めたところ。

土曜日に動物写真家の原田純夫君と香貫山に登ったが、エドヒガン系の白い桜が咲いているくらいで、ソメイヨシノが満開になるまでまだ1週間くらいかかりそうだ。

どうも冬が暖かすぎてなかなか咲く気にならないんじゃないかという話だ。

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冬と春の境目がよくわからないせいか、スギナもおかしい。

ツクシ(胞子葉)とスギナ(栄養葉)が一緒に出ている(写真のこんの足元のスギナの中にツクシが伸びてる)。

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庭ではユスラウメが咲き始めた。

今年は花がやたらと多いが、こういう年は実りが悪いように思う。

さて、スマートフォンで撮った写真はGoogleフォトに自動バックアップするようにしている。

すると、Googleが勝手にエフェクトを掛けて、こんなんどうでしょう、と提案してくる。

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うーん、鮮やかだけど、なんか嘘っぽい。「虚飾の春」という感じである。

まぁ、実際に世の中が嘘っぽい感じだしねぇ。

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2020/02/01

カワヅザクラ咲く

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2月1日日曜日、近所の公園でカワヅザクラ(河津桜)が咲き始めた。

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こんも花の匂いを嗅いでいた。……のかな?それとも枝に背中をこすり付けた犬か猫でもいたのだろうか。

で、この後2時間近く散歩したのだった。もちろんへとへとになりましたよ、こんも私も。

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