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2024/02/21

梅に鶯ならぬ河津桜に目白

最高気温が20℃を超えた昨日、門池公園で咲き誇るカワヅザクラに何羽ものメジロが訪れて、蜜を吸っていた。

「梅に鶯」ならぬ「河津桜に目白」である。

チーチーと鳴きながら、枝から枝へと飛び回るメジロを見て、親子連れが「カワイイねぇ」と言っていた。

P2200687

しかし「梅に鶯」は、ほぼ「嘘」である。
嘘というより、思い違いかもしれないが。

ウメの花咲く枝で囀るウグイス、なんて図は花札でしかお目にかかれない。

ウメの花の咲く頃、ウグイスは地鳴きといって、ジャッジャッと鳴くだけで、ホーホケキョとは囀らない。
ただし、今年は今日(21日)にウグイスの初鳴を確認したので、温暖化が進むと状況が変わるかもしれない。

だが、ウグイスという鳥はとてもシャイ、というか臆病というか、滅多に裸の枝先に止まらない。
藪から藪へと、低く飛んで移動する。
だからウグイスを実際にじっくり見たことがある、という人は少ないだろう。

鶯色という色も、ウグイスの羽の色ではない。
ウグイスの羽の色は、緑色というより褐色だ。
鶯色と呼ばれる色に近いのは、メジロの羽の色である。

そしてメジロは遠目に見ればカワイイが、クローズアップしてみると……。

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なかなか精悍な目付きである。
目の周りの白い縁取りのせいで漫画的な可愛らしさを感じてしまうのだろうが、じつはこんな目付きで、真剣に花の蜜を探している。
上の写真では、その嘴が花粉で黄色くなっている様子も見て取れる。

そりゃそうだ。
この小さな体で冬を越すのだから。
食料調達のためには、必死に、真剣にならざるを得ない。

母なる自然は容赦ない。
冷たい雨の降る今日、メジロたちはどこで過ごしているのだろうか。

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