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2023/05/11

愛鷹連峰位牌岳の手前までブナの新緑を見に行った

5月10日水曜日、愛鷹連峰の位牌岳に登った。
ゴールデンウィーク終了後の平日、晴れたらブナの新緑を見に行こう、と思っていたのだ。

布団を干し、部屋と風呂の掃除をして、弁当(おにぎらず2個)を作って9時半頃出発。
登り口の水神社には、10時ごろに着いた。

青空! 新緑! ちょっと冷たいくらいの風が最高ですな。

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林道からつるべ落としの滝へのハイキングコースに入ると、路傍のあちこちにオトシブミの揺籃(ゆりかご)が落ちていた。

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昆虫も盛んに活動を始める時期になったのだ。
そのせいで、ちょっとばかりコバエがうるさい。
汗をかいた頭にまつわりつくし、動画を撮れば写り込むし。
オオルリが鳴いていたので動画を撮ったら、コバエの姿だけでなく羽音まで入っていてガッカリ。

一昨日に大雨が降ったので、沢の水量が多い。
おかげで沢沿いに登る間、飲み水に苦労しなくて有り難かったが、ふだんのこのルートでは、こうはいかない。
千じょう岩にも流れや小さな滝ができていた。

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正午少し前、つるべ落としの滝に到着。
やはり雨の後なので水量が多い。
滝壺のあたりは水滴が漂っていて肌寒い。
ザックにしまい込んでいたウインドブレーカーを羽織った。

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ほかに登山者がいないので、滝を独り占めである。
近くの岩の上で昼食。

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12時半頃、再び登り始める。
アシタカツツジ(だと思う、たぶん)の咲く沢沿いの道は気分が良いが、急傾斜なので脚が辛い。
若い登山者2名と、高らかに鳴くミソサザイに遭遇。

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どうにも脚が上がらなくなってきたので、この先のルートをどうするか考える。
位牌岳(1457.5m)への登頂はあきらめた。
ということは、位牌岳から南西へ、愛鷹山方面へ下って一服峠から水神社に戻るルートは却下である。

儂はピークハンターではないので、山頂を踏まなくてもなんとも思わない。
ただし、この先のブナ林には行きたいので、もう少し頑張って稜線まで到達しようと、トレッキングポールにすがって岩や根の段を登った。

稜線手前、沢の源頭部に到着。
ちょっと広くなっていて、岩の間を水が流れている。
ここはもう一度来たかったところのひとつだった。

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2004年10月に登ったとき、木々の中の小さな水辺に感動したからだ。
18年と半年ぶりかぁ……登るのが辛いわけだ。儂はもう高齢者なのだから。

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などと考えながら、ヒイヒイ言いつつ登り、14時頃、稜線に到着。
位牌岳と池の平展望公園、つるべ落としの滝へ至るルートの分岐点にあたるところだ。
そこから位牌岳の方へ100メートルほど進むと、大きなブナの林に出る。

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ここからさらに位牌岳へ向かうと、しばらくは快適な稜線の道だが、やがて急な最後の登りがあることがわかっている。
そこで、この林の中に留まってシジュウカラやアカゲラの声を聞きながら、下りのルートを考えた。

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来た道を戻って、つるべ落としの滝を経由して水神社に戻るのが最短のようだが、ここまでの登りでガタガタになった膝が、沢沿いの急な下りに耐えられるかどうか不安だ。
そこで、稜線を下って池の平展望公園に向かい、長泉森林公園を経由して水神社に戻ることにした。
長泉森林公園から水神社までの林道が長いが、このルートの良いところは、携帯電話の電波が終始通ることだ。
沢沿いは圏外だから、途中で動けなくなっても救援要請ができないからね。

しばらくブナ林の稜線を行くと、Google マップでは「展望広場」と名前の付けられている開けたピークに出た。
足元はシカの踊り場になっている。
踊り場というのは、シカが集団で採食したり休息したりするため木々がなく広くなった場所のことだ。

振り返ると、位牌岳から前岳に至る稜線越しに富士山が見えた。

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展望広場からは、東富士演習場や箱根の山並みも見えた。

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ここから池の平まで、わずかなアップダウンのある稜線を歩く。
いや、ダウンの方はけっこう急かも。
幅が1メートルに満たない痩せ尾根もあって、登山道の両側に木々がなければキレットになっているのではないかと思う。

昨年11月に紅葉を見に来たときに昼食を摂った地点を過ぎ、こんと一緒に2019年11月に来た地点を過ぎて、15時40分、池の平展望公園に到着。

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駿河湾を眺めながらキットカットを食べておやつ休憩。

この後は何度か来たことのある道なので、痛む右膝をかばいつつだらだら下った。
林道の途中で沢に降りて顔を洗い、16時45分、水神社に到着。

久々にブナの新緑の中を歩けて気分は良かったのだが、いかんせん、体力の限界を感じた。

うーむ、高齢者の登山とはこういうものか。
今後の山歩きは少し慎重に考えないと危険かもしれないなぁ。

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