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2023/04/28

沼津アルプス最高峰、鷲頭山に登った

沼津アルプスは市街地に近くて低い。
最高峰の鷲頭山でも標高392mだが、簡単に歩ける山ではない。
アップダウンが激しいし、痩せて岩がゴツゴツの尾根道も多いのだ。

次の写真は2016年6月に長浜城跡から見た鷲頭山(中央右側は淡島、その奥右側のピークが鷲頭山)。

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以前、家族で沼津アルプス北部の徳倉山と志下山に登り、志下峠から海側(西側)に降りたことがある。
そこで今度は志下峠に大平(東側)から鷲頭山に登ることにした。

本当は鷲頭山から大平山へ向かって歩き、多比峠から降りようかと思ったのだが、結局鷲頭山往復となった。

4月27日木曜日の午後、登山開始。
登り口は中将姫自然公園。

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志下峠までの道は沢沿いで湿っぽく、ヒノキの植林とシイなどの雑木林を抜けていく。
道にはフジの花びらが散り、あちこちでウグイスやシジュウカラやクロツグミが囀り、なんだか深山のようである。

志下峠から尾根道になるが、なかなか展望が開けない。
木立の隙間からちょろっと海や山が見える程度。
次の写真は三島・箱根方面。

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ロープの張られた急斜面を登ると、鷲頭山の手前のピーク、小鷲頭山。

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沼津の千本浜海岸や沼津港が見えた。ウチのあたりは見えない。ウチの近辺からは鷲頭山も小鷲頭山も見えるのだが、木々が邪魔をしているのだ。

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富士山も見えた。

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小鷲頭山から少し下ってまた登り返して、鷲頭山の山頂へ。
山頂には小さな祠と広場があるが、南北方向の展望はない。

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西側は、大瀬崎方面の海岸線と山が見えた。
東側には、仁田とか韮山とか函南とか、『鎌倉殿の13人』に登場した御家人たちの出身地が見えた。

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鷲頭山までの登りで消耗し、未知の下山ルートに挑戦する気がなくなったので、来た道を戻ることにした。

登りで結構トレッキングポールに頼って登ったので、下りもトレッキングポールを使うんだろうなぁと思っていたら、案の定。
年取った分、脚の不自由度が向上(?)しているので、トレッキングポールなしには急傾斜地は歩けない。

そして2日後の今日、太腿の筋肉も、肩の筋肉も痛い。情けない。

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尾根上の道は、ウバメガシの林の中の緩やかなところもあったが、なにしろ急斜面がキツい。

ロープが張られているが、結び付けられている木は細いし、かえってバランスを崩しそうになるのでロープにはすがらず、一歩一歩慎重に下った。

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写真をよく見るとわかるが、こぶし大から大人の頭くらいのサイズの岩を、木の根が抱え込んでいて、それが階段状になっている。
階段状と言っても段の高さも配置もランダムだから、次の一歩をどこに置くか、考えながら動かなければならないので、時間がかかるし、体力も気力も使うのだ。

ちなみにこれらの岩は、このあたりの山が海底火山だったときの溶岩や火砕流のなれの果てらしい。
伊豆半島が本州に衝突したとき、その海底火山が隆起して地上に出てきて山になった。
雨や川、そして海に浸食されて、ボロボロと崩れて現在に至る、ということのようだ。

浸食を免れた大きな岩の点在する沢沿いを下っていたら、アナグマと遭遇した。

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遭遇と言っても、アナグマは儂には気づいていないようで、食べるものを探して行ったり来たりしていた。
その様子を14-150mmズームレンズの望遠側(35mm換算で300mm相当)で撮った。
暗いのでシャッタースピードが遅く(1/60秒)、アナグマを追っていたので周囲のシダや岩が被写体ブレしている。

アナグマと遭遇してから数百メートルで登山口着。
登り始めてから戻ってくるまで約2時間だった。

家を出てから帰ってくるまで約3時間という「お手軽」な山行だが、内容はハードで、異世界に行って帰ってきたような感じだった。
しかし、また行くかどうかは、もう少し経ってから考えたいと思った。
何しろ肉体的にキツいからねぇ。

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2023/04/20

また迷惑メールが来たよ

「アマゾン認証カード番号の検証のお願い」というメールが来た。まず「アマゾン認証カード番号」というものに覚えがないので、メールの送信元を見ると「Amazon.co.jp」である。しかし、メールアドレスが変だ。

もちろん、送信元の名称(ここでは「Amazon.co.jp」)や、メールアドレスは偽装可能なので、もっともらしいメールアドレスでも完全には信用できない。

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そして、「尊敬なるお客様へ」と来た。「尊敬する」でも「親愛なる」でもないので、日本語話者が書いた文章ではないな。もちろん「尊敬するお客様へ」でも変なのだが。

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結局このメールは、怪しい「検証リンク」に誘導して個人情報を盗んだりマルウェアを仕込んだりすることを目的とするのだろう。

HTMLソースを開けば「検証リンク」とやらのURLもわかるが、そこまで調べるのも面倒なので、メールをまるごと削除した。

まー、怪しいメールやSMSはたびたび来るので、いちいち疑ってかかるようにしている。

NTTドコモからの通知が怪しかったという話を以前に書いたが、先月はトレンドマイクロからのウイルスバスター更新の連絡メールを疑ってしまった。PCやタブレットのアプリ(ウイルスバスター)を確認してみたら、本当に更新が必要なものがあった。アプリの更新メニューのほうから更新手続きをした。

……というように、手続きが必要な場合はメールのリンクからではなく、アプリやベンダーのサイトから行うようにしている。これで、うっかり個人情報を漏らしたり、マルウェアを仕込まれたりすることは防げている……と思うのだが、大丈夫かなぁ。

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2023/04/14

愛鷹山で山桜を見る

昨日(4月13日)の午後、愛鷹山の水神社から二時間ほど林道を歩いた。

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すると、ちょうど山桜が花盛りだった。例年よりも2週間ほど早い。

つるべ落としの滝(雨が少ないと見られないので「まぼろしの滝」とも呼ばれる)の入り口あたりもこの通り。

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ここからさらに先に進むと、一服峠や愛鷹山への登り口があるそうなので、その確認のため林道を歩く。

昭文社の「山と高原地図」のコースタイムを見ると、愛鷹山や位牌岳に登るならば朝から出かけなくてはならないが、今回はその下見なので、午後から出かけたのだ(水神社までは、ウチから車で20分)。

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林道をだらだら歩くのはあまり好きではないが、山桜と新緑を眺められたので楽しかった。

沢へ降りて水を飲んだり、植物の写真を取ったり、四十雀や山雀をからかったりしたのでコースタイムどおりとは行かなかった。

こういう寄り道の時間を除けば、コースタイムから大きく遅れたわけではないので、高齢者の山歩きとしてはまぁまぁであろう。

昨秋歩いた尾根の下の斜面にも、たくさんの山桜が咲いていた。

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1時間と少々歩き、一服峠の登り口に到着。なるほど、この梯子を登って一服峠に向かい、そこから愛鷹山なり位牌岳なりを目指すのだな。

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この登り口で折り返して林道を戻ろうと思っていたのだが、林道を挟んで反対側(南側)に水神社への近道を示す道標があった。

その道標に従って檜(ヒノキ)の林の中の尾根道を下ったところ、登りの半分の時間で降りることができた。ただし、林の中のため景色がなく、また急なところもあり、その上地図にも載っていないので、万人向けではない。

そういえば、儂はヒノキ花粉にアレルギーがあるのだが、檜林を歩いても症状が出なかった。なぜだろう?

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2023/04/10

朽ちていくもの

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庭の小手毬(コデマリ)が咲いた。

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さて、ここ一週間ほど、晴れた日には階段下の収納に仕舞い込んでいたテントやタープなどを引っ張り出しては干したりした。

こんがいた16年間、テントを使ったキャンプをしていなかったので、まぁカビていること。雑巾で拭いて、風を通した。

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40年もののエスパース・ミニ(カモシカスポーツの1〜2人用ドーム型テント)や30年もののムーンライト5型(モンベルの4〜5人用Aフレームテント)は、シームシーラー(防水テープ)が劣化してボロボロと剥がれる状態だった。

雨の日に使えるかどうか試してみて、不都合があったら修理するか処分するか……。もちろん、今後テント泊の山行をする機会があるか、儂自身の身体の劣化具合と相談になるだろうが。

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シームシーラー同様、リード線の被覆の劣化も激しい。

豆電球を使ったヘッドランプが出てきたので電池を入れて試したところ、点灯しない。電球や電池ホルダーの電極、スイッチの電極は劣化していないのだが、リード線がボロボロである。被覆の劣化に伴い、銅線が腐食して断線しているようだ。

アウトドア用品に続いてレゴブロック(これも30年もの)も整理したところ、やはりゴムが劣化している。

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レゴブロック本体はABS樹脂で、色が変わっているものもあったが、問題なく組み立てられた。

劣化していたのはタイヤのゴムやリード線の被覆で、ベタベタになっていた。

片付けの日々で気になるのは、このように金属や樹脂が劣化し、朽ちていくことである。

アウトドア用品は災害などの非常時に使えるので大事に保管している。しかし、時間が経過するだけで劣化し、朽ちていく。なんだか哀しい。

朽ちていくとは言っても樹脂の種類によっては再生できない。熱源用プラスチックとして市に回収・処分してもらうことになる。

落ち葉が朽ちて栄養となり、また花を咲かせるのと違うのである。

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