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2023/01/06

『三体0 球状閃電』を読んだ

劉慈欣著『三体0(ゼロ) 球状閃電』を読んだ。

『三体』シリーズの前日譚ということだが、直接繋がっている話というよりも関連するかもしれない世界で、共通する人物が登場する独立した話と思ってもよいようだ。

例によって壮大な科学的ほら話である。

球電という実在する不可思議な現象を研究し、兵器として利用しようとする科学者とエンジニア、軍人たち。

強力な自然現象を殺人の道具として使って良いものかという主人公の葛藤なども描かれるが、話のキモは球電の正体。

もっとも、ネタバレになるので球電の正体については、ここには書かない。

じつはこの球電の正体に関係するエピソードが『三体』の第34章「虫けら」に書かれている(訳者あとがき参照)。

確認してみたら、天才科学者丁儀(ディン・イー)がさらっとマクロ原子について語っていて、エンジニアの林雲(リン・ユン)の写真も出てきていた。

いやぁ、気づかなかったなぁ。しかしまぁ、量子論は科学的ほら話(SF)をオカルトすれすれのところまで話を膨らませられるから、便利すぎるような気もするなぁ。

もちろん、SFはしょせん科学的ほら話、そんなことあるかぁ?とつっこみながら、いやまぁ凄いこと思いつくなぁ、と楽しめればいいのだ。

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