雲を見る
ペットロス症候群、恐るべし!
いやはや、話は聞いていたものの、これほど堪えるものとは。
食欲はあるし、よく眠れるのだが、散歩中などふとしたときに涙が出そうになる。
驚いたのは幻覚で、普段は何事もないのだが、昼寝から目覚めるときなどに、こんの影がよぎったように見えたり、声が聞こえたりする。
先日は、読書端末(Kindle)を持ったまま寝てしまい、端末を落としかけてボタンを押し、「キャン」という声を聞いて目が覚めた。
もちろん、端末のボタンを押したら音がなるような設定をしていたわけではない。
無音のはずだが、ボタンを押すというアクションと連動して、なにか反応がありそうだと、無意識に思っていたのだろうか。
26日(日曜日)の夕方、散歩に出かけると、久々に富士山が見えた(翌27日、東海地方が梅雨明けしたらしい)。
西と北の空には薄い雲がかかっていて、太陽の手前では緑色や紫色に輝く。
「彩雲」と呼ばれる現象で、古くは吉兆とか瑞兆とか、とにかく良いことが起こる前兆とされたが、もちろん、それは個人の感想である。
それほど珍しい現象でもなく、毎年何回か見るし、前日の夕方にも見た。
次の写真(26日の18時半頃)では、太陽の上の雲の左側が彩られている。
まぁ、スマートフォンのカメラでは、望遠にするとボヤボヤしちゃうので、彩雲の部分をはっきり示すことができない。
色も肉眼で見たときよりも薄いが、露出を調整して「-1」にしたら、ちょっといい感じになった。
F-41B標準搭載のカメラアプリで露出の調整ができることは、じつは最近知った。
こんと散歩しているときは、面白い雲だなぁと思っても、じっくりカメラ(スマートフォン)を構えて露出の調整なんかできなかった。
というより、やらせてもらえなかった。
雲をボーッと見ていても、急かされたりリードを引っ張られたりしないのは、淋しいものである。
恐るべし、ペットロス症候群!
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