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2022/01/09

お勉強ができるだけでは、頭がよいことにはならない

国土交通省の統計不正は言語道断、まったくもって国辱的な不正行為であるが、なんで難しい試験を通過した国家公務員や地方公務員がこんな馬鹿なことをしてしまうのか?

統計において最も重要なことはサンプリングと、サンプリングによって得た生データであることについては言うまでもない。
そのデータを改ざんしてしまうなんてことは信じがたいことだが、今回はその話ではなく、昨日の朝日新聞の記事を読んでびっくりした件について。

朝日新聞1月8日朝刊の社会面、「どうみる統計不正」というコラムで、元官僚の田口勇氏が次のように語っていた。

「労働災害発生状況」という統計の作成を担当していた時、集計に非常に苦労した。前任者がエクセルが苦手で、過去のデータが整理されていなかったためだ。

はぁ? エクセルが苦手だと? そんな人が官僚をやっているのか?

人には得手不得手があるから、エクセルが苦手な人がいても構わない。
だが、エクセルが苦手だと言ってちゃんとデータを処理できない人が官僚をやっちゃいけないだろう。

IT立国の官僚として不適切であり、ワシの納めた税金で禄を食む資格はないぞ。
少なくともワシより30年くらい遅れているのだからな。

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ダニング=クルーガー効果、という心理学的な仮説がある。
能力が低い人は自分の能力を過大評価する、という認知バイアスが働くそうだ。

難しい試験に合格しても、それはお勉強ができるというだけのことであって、頭がよいというわけではない。
官僚の皆さんは夜郎自大に陥ることなく、ダニング=クルーガー効果を考慮して謙虚に仕事をしてほしいものである。

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