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2021/09/25

多少安全になっても、安心はできない

公園を散歩しているときなどに、次のような会話を小耳に挟んでギョッとすることがある。

「ワクチン2回接種したから、安心。」
「やっと友達に会えるし、旅行に行ける。」

そう言っている人がマスクをしていなかったりすると、さらにギョッとしてしまう。

なぜかといえば、COVID-19原因ウイルス(SARS-CoV-2)デルタ株に関しては、ワクチンを2回接種しても、感染する可能性があるからだ。
感染しても、ワクチンの効果で生産される抗体が働くので、重症化リスク(死亡リスク)が減る。
その点から、ワクチンにより安全性が増す、と言える。

これは、ノーヘルメットでバイクに乗っていた(乗せられていた?)状態から、ヘルメットをもらったようなものだ。
ヘルメットを装着すれば、事故時の安全性は増すが、事故に遭えば大怪我をしたり、死んだりする可能性はある。
だから、「ヘルメットがあるから安心」と考えて不注意な運転をしてはいけない。

同様に、ワクチンを2回接種しても、感染すれば発症したり、重症化したり、死んだりする可能性は、依然としてあるのだ。

それだけではない。

感染すれば体内でウイルスが増殖し、くしゃみしたりしゃべったりすれば、飛沫に含まれて飛散する可能性がある。
ワクチンを2回接種し、無症状だったり症状がごく軽かったりしても、周囲の人を感染させてしまうかもしれない。

だから、「ワクチン2回接種したから安心」と考えて、マスクを外したり、普段会わない人と会食したりしてはいけないのである。

昨年6月に、「もしもゾンビ化ウイルスがCOVID-19みたいだったら」という記事を書いた。
そこに載せたマンガを「ブレイクスルー感染」に対応させて、アップデートしておく。
オレンジ色の少し太い文字が、今回加筆した部分である。

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