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2020/06/22

コロナ時代って何なんだよ

コロナの時代とか、ウィズコロナとか、アフターコロナとか、そういう言い方をよく耳にし、目にするが、あまり好きではない。

まず、コロナウイルスそのものは以前から知られていて、SARSやMARSの病原体もコロナウイルスである。
病原性のないコロナウイルスもある。

2019年末に発生した、奇妙な肺炎症状を引き起こす病原体は7番目のコロナウイルスで、WHOはCOVID-19と名付けた(正確には、COVID-19は感染症の名前で、ウイルスそのものの名前は、ややこしいことにSARS-CoV-2という)。
それまで知られていた6種類のコロナウイルスとは違うので「新型コロナウイルス」と呼ばれるが、この呼び方は好きではない。
コロナウイルスに限った話ではないが、「新」を付けるのが嫌いなのである。

理由は、Webページや印刷物の原稿、アプリの仕様書などをもらうとき、「原稿_新」とかいうファイル名だったりして腹立つことがあるからだ。
「原稿_新」を元に組み版していたら、依頼者から「原稿_最新」が届いたりする。
変更になった部分を確認しながら組み直していると、「原稿_new」が来たりする。
そしてもちろん、日を置くと、どれが最新かわからなくなるのである。

ワシのように頭のよい人間……というか、他人との情報共有に苦労したことのある人間は、こんなことはしない。
ファイル名にバージョン番号を付けたり、作成日付を付けたりしておくのだ。
もちろんこれは、他人だけではなく、過去の自分との情報共有にも苦労するからである。

仮に近いうちにワクチンや特効薬ができて、COVID-19が恐ろしい感染症でなくなったとしよう。
それでも必ず、次のパンデミックはやってくる。その病原体も、変異したコロナウイルスかもしれない。

そのとき、また「新型コロナウイルス」とか「アフターコロナ・コロナ」とか呼ぶわけにもいくまい。
COVID-19とはまた別の名前(COVID-19が変異したCOVID-20とか?)が付くはずだから、それで呼べばよいのだ。

だいたい、「コロナ」と略すと、コロナビールをはじめ、コロナという輝かしい名前を冠する商品や企業に失礼であろう。
ということで、この記事に添えたニュースアプリのスクリーンショットは、2020年3月2日、「新型コロナ」関連ニュースに囲まれた可哀想なボウリング場「コロナワールド」のオープニング広告である。

Photo_20200622221001

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