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2019/12/18

iOSをアップデートしつつクソが!と叫ぶ

会社でアプリやWebコンテンツの動作チェックに使っているiPad mini 2 のOSのバージョンは、長らく iOS 8 だった。
さすがにもう、iOS 8 での動作チェックは必要ないので、iOS 12 に上げることにした。
iPad用のOSの最新バージョンは iPadOS 13 だが、iPad mini 2 には対応していないのだ。

iOS 12 から iPadOS 13 へのアップデートのように、最近の OS であれば、会社のワイヤレス環境(Wi-Fi)でダウンロードし、アップデートできる。
ところが、iOS 8 から 12 へのアップデートは、ワイヤレス環境ではできない。
iPad をパソコン(Mac または Windows PC)とUSBケーブルで接続し、iTunes アプリ経由でアップデートしなくてはならない。

iOS アップデートの最初の関門は、会社の Windows PC は、モバイルデバイスとUSB接続できないように設定されていることだ。
もちろんこれは、会社のセキュリティポリシーに基づくものなので、情報システム部にお願いして設定を解除してもらう、なんてことはしたくない。
会社にもMacはあるが、他部署のものなのでどれだけ時間がかかるかわからないアップデート作業の間、占領するのも気が引ける。
ということで、iPad mini 2 を自宅に持ち帰り、アップデートすることにした(個人情報や機密情報の入っていない、動作検証機だから許されることだ)。

自宅の複数のPCのうち、来年にはお役御免となる Windows 7 PC を使うことにした。

2011年に買った省スペース・省電力デスクトップ機なので動作は遅いが、現在はワシしか使っていないので、家族に気がねしなくてよい。
夕食・散歩・入浴を終えた21時半、PCを起動して、まずはiTunesのインストールから。

ここで第2の関門が。
アップルのWebサイトでには、Windows用iTunesは、マイクロソフトのアプリストアで入手しろと書いてある。
いやワシはWindows 7 用のiTunesが欲しいんだから、アプリストアじゃないだろ、と思いつつ、アップルのサイトで動作環境を確認する。
CPUやメモリやグラフィックボードの記述はあるが、OSのバージョンは書いてない。
一応マイクロソフトのアプリストアを見てみると、案の定Windows 10 専用と書いてある。

アップルのサイトをよく見たら、端のほうに「以前のバージョン」というリンクがあった。
「最新版以外は裏へどうぞかよ、クソが!」と毒づきながら、クリック。

すると、様々なOS、バージョンに対応したiTunesのボタンアイコンの一覧の中に、Windows(32ビット)対応のiTunes 12 のダウンロードボタンがあった。

Itunes4win

ダウンロードして、インストール。
利用規約への同意や、システム設定変更の許可などのインストールに伴うあれこれは、まぁよくあるとものして。

iTunes を起動すると、最新版(マイナーバージョン)があるけどアップデートするか?と訊かれた。
iTunes で音楽聞いたりするわけじゃなくて、iOSをアップデートするだけだから「キャンセル」して先へ進む。
じつはこれが落とし穴の一つだった。

アップルのサイトの情報では、iTunes を起動して iPad を接続すると、PCが(というか iTunes が)iPad を認識してアップロードするかどうか尋ねられるという。
Thunderbolt-USB-A ケーブルでiPadとPCを接続したが、これがまたなかなか、認識してくれない。
まぁ、ウチのPCのUSBポートも不調ではあるのだが。
PC前面はダメ(エラー)、テンキーの拡張ポートもダメ、PC背面からの延長ケーブルにつないでしばらく待つと、iTunesのツールバーにタブレットアイコンが表示された。

やれやれやっとかよ、とアイコンをクリックし、端末名を確認して iOS 12 のアップデートボタンを押すと……iTunes 12の最新版をインストールせよという。
なんだと!
iOSのアップデートにはiTunesの最新版が必要と、先に言えよ、さっきのアップデート警告は落とし穴かよ、クソが!
というか、iTunesのダウンロード用ボタンアイコン一覧の時点で、最新版にリンクしとけよ、クソが!

ということで、iTunes 12 (の最新版)のダウンロードが始まり、iPadは切り離された。
iTunesをインストールしたら、「インストールを完了するにはPCを再起動しろ」と来た。
(終末期のWindows 7 PCだから、再起動遅いんだよ、クソが!)と思いながら、再起動ボタンを押す。

すでに1時間ほど経過していて、再起動するまでちょっと休んで、(酒呑むと頭が痛くなるので)白湯を飲んで「報道ステーション」を見た。

PCの再起動後、iTunesを起動し、また利用規約に同意し、プレイリストとかへのアクセスはキャンセルし、iPadを接続した。
ようやく、iOS 12.4.4 のダウンロード開始。
ダウンロードが終わるとiTunesのツールバーの上に細い進捗バー(または進行状況バーまたはプログレスバー)が出てきて、「ソフトウェアを抽出中…」という表示の下を、少しずつ動いて行く。
時間がかかりそうなので、本棚からケン・リュウの『紙の動物園』を取り出して読む。
ディスプレイを横目で見て、進捗バーが右端に達したな、と思ったら、「バックアップ中…」だかなんだか、別のメッセージに変わって進捗バーが左からのろのろと進む。
全工程の進捗バーじゃないのかよ、クソが!

結局、いつ終わるのかわからんなぁ、と思っているうちに、『紙の動物園』の短編を二つ読み終わり、TVは「ニュース23」に変わっていた。
時間がかかるのは、まぁ、通信状況にもよるから、仕方がない。
問題は、全体のどれくらいのところまで進んだのかを示す目安もなく、進捗バーが右端まで行っては、また左から始まることだ。
それも何度も。
これって、「よくないUI事例」そのものではないか。

そして、「iPadソフトウェアをアップデート中…」とかいったメッセージで進捗バーが右端に到達した状態のまま、画面に変化がなくなった。
iPadの画面も消えている。
Windowsのタスクマネージャを見ると、iTunesは実行中で、ディスクもメモリも動いているので何かしているらしい。
……という状態のまま1時間が経過し、「午前様じゃないか、クソが!」となったところで、PCを放置して寝ることにした。

午前4時、小用で起きたついでにPCをみると、寝る前とまったく変化がない。
腹が立ったので(クソが!)ケーブルを抜いてPCをシャットダウン。
一瞬、「iOSをアップデートできませんでした」というメッセージを見た気がするが、眠かったのでちゃんと覚えていない。
iPadは電源ボタンを押しても無反応。
まぁ、朝になってから考えよう、ということで、PCの主電源を落として寝た。

 

翌朝(というかその日の朝)、こんの散歩から戻ってから、PCを起動。
朝食を摂りながら再度アップデートを試みる。

iPadを強制再起動すると、PCと接続して欲しそうな画像が表示された(ThunderboltケーブルがiTunesアイコンに向かって伸びている)。
ちなみに、物理的なホームボタンのあるiPadの場合、ホームボタンと電源ボタンをアップルマークが表示されるまで押し続けると強制再起動できる。
こういうとき、物理的なボタンがあると安心できる。
ソフトウェア的なボタンしかなかったら、「クソが!」と床に叩き付けるくらいしか、できることがないではないか。

iTunesを起動し、iPadを接続すると、「アップデートするか復元するか?」というダイアログボックスが表示された。
アップデートを選択して、朝飯を食べている間にアップデートは終了。
昨晩の3時間はなんだったんだ、クソが!

……さて、じつは会社にもう1台、iOS 8 の iPad があって、今日、アップデートするため持ち帰ってきた。
これは iPad Air 2 なので、iPadOS 13.3 にアップデートできる。

昨日の二の舞は嫌なので、夕食を食べる前にPCを起動し、iPad を接続しておいた。
するとなんと、順調に進んで40分足らずでアップデート終了。

昨晩の3時間はなんだったんだ、クソが!

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