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2018/09/25

仲秋の名月と「勉強」の違和感について

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新しいスマートフォンで月を撮ってみた。
まあ月や星や夜の雲が撮れることに驚いた(ちょっとPhotoshop Expressで明るくしたけど)。

上の写真の右のほうの明るい点は、火星である。
ここで、「この写真、24日の仲秋の名月(満月)ではないな」と気付いた人はいるかな?

じつはこの月は22日の夜の「十三夜月」で、左(東)側が少し欠けているのだが、ぼぉっとした写真なのでよくわからない。
しかし、24日の満月(十五夜の月)を見た人なら、こんな位置に火星がなかったと言えるのでは?

22日には30°(腕を伸ばしたときの握りこぶしの幅3個分)くらい離れていた月は、24日には60°ほどにもなる。
この値は、月の満ち欠けの周期が約30日であることを知っていれば、簡単に求めることができる。

もし正確な値を知りたいときは?
国立天文台などのサイトで調べればよいのだ。

細かい数値を覚えていることを、「頭がよい」とか「勉強ができる」とか勘違いしている人がいるが、まったくの間違いである。
数値やら何やらを覚えておくのは、本やコンピュータの仕事である。

「頭のよい」人間に必要なのは、観察し、疑問を持ち、考えて、新たなモノや価値を作り出すことだ。

ついでに言うと、勉強ができても頭がよいとは限らない。
「お勉強ができるようだけど、頭悪いんじゃないか?」と疑いたくなる人っているからね……。

(おまけ)
じつは本当の満月(望)は翌日(25日)の午前中だったりする。日本は昼なので真の満月は見えなかったのだ。

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2018/09/16

雨上がりの虫たち

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長らく降り続いた雨が止んだ。
止んだとたんにツクツクボウシが鳴き、アゲハチョウが舞った。

雨が続くと庭の木も草も伸び放題になる。
ついでに、木や草を食う虫たちも元気だ。

エノキに大きなゴマダラチョウの幼虫がいた。
本当は可愛い顔をしているのだが、上の写真では伏せているので見えない。
サナギになる前の準備中で、顔を伏せてじっとしているのかも知れない。

さて、ゴマダラチョウの幼虫の色と模様は、エノキの葉に似せた擬態である。
しかしワシは簡単に見付けることができた。
なぜかというと、次の写真のように、大量の糞があったからだ。

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雨が続くと捕食者である鳥や蜂が飛ばないので、葉を食う芋虫や毛虫がはびこる。
庭のヒメシャラも絶対にやられているだろうと思って探してみると、やっぱりいた。

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チャドクガの幼虫である。
飛び散った毒毛だけでも痛みと痒みをもたらすので、ガスバーナーで焼却した。
何十匹も殺すのは、さすがに気分が良いものではない。
長袖のパーカーと手袋の隙間から侵入した毒毛にしっかりやられるし。

チャドクガの幼虫を探すときにも、糞を利用した。
といっても、糞そのものを探したのではない。
落ちてきた糞が葉に当たる音をたよりに、位置の見当を付けたのだ。

生き物としての営みを利用し、生き物たちを制御し、ワシにとって心地好い庭を作る。
格好を付けて言えば、生態的防除法を庭作りに利用しているのである。

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2018/09/15

arrows NX F-01K を購入した

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2年半使ったスマートフォン(arrows NX F-02H)を arrows NX F-01K に買い替えた。
2年たった頃から、動作は重くなるし、熱くなるし、充電に失敗するし、キャリアを見失うしで、かなり不安になりながら使っていた。
ムスメがスマートフォンを買い替えるというので、家族割引を利用するため、同時に買い替えた。

arrows NX シリーズは、頑丈で扱いが楽である。
持っている間はスリープしないとか、音声を聞き取りやすくできるとか、様々な工夫があり、人に優しいのである(ヒューマンセントリックエンジンというらしい)。

そこでまぁ、機種の選択はほぼ一択であったが、色でちょっと迷った。
これまで黒っぽいものを使っていた。
これまで同様、というのも詰まらないかも、と思ってカミさんとムスメに相談し、店頭で実物を見て、モスグリーンにした。

写真ではわかりにくいかも、と思ってカラーチャートと並べてみた。
シアン20%、イエロー60%、ブラック50%くらいに見えるのだが、やっぱりわかりにくいね。

さて、機種変更に伴うデータの移行。
電話帳(連絡先)や写真などはマイクロSDカードにバックアップしてあったし、クラウドサービスはログインし直すだけで良いので楽だった。
しかし、おサイフケータイをはじめ、ちょっと手間取るサービスもある。
滅多に使わず、ログインIDやパスワードが思い出せずに冷や汗をかいた。

それでも、去年からパスワードマネージャを使い始めたので、多少は楽になった気がする。
まぁ、前の状態に戻す作業に、ほぼ日かかったけどね。


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2018/09/09

北海道ブラックアウト

9月6日(木)、北海道で震度7の地震が発生し、多数の死者が出るとともに全道の電源供給が停止するという大災害となった。
札幌の友人に連絡を取ってみたところ、大きな被害はなかったが12時間にわたって停電していたという。

今回の大停電の原因は、北海道全体の電力の半分以上をまかなっていた苫東の火力発電所が震源に近く、停止したことが原因だそうだ。
残った火力発電所に負荷がかかり、タービンの破損を防ぐためにそれらの発電所も自動停止したため、一挙に電源供給がストップする「ブラックアウト」が発生したのだ。

こういうとき、原子力発電所が稼働していれば、大規模停電は防げたのではないかという人がいるが、そうだろうか?

まず、原子力発電は、電力調整に向かない発電方法のはずだ。
全力で発電するか、発電しないか、どちらかしかできない。
しかも、安定稼働の状態に達するまで時間がかかる。

そして、原子力発電は地震に弱い。
入り組んだ配管だけでなく、水を蓄えた原子炉やその中の燃料集合体と制御棒など、振動に対して脆弱な機構ばかりだから、ちょっとした地震で自動停止する(停止しなかったら困る)。

「信頼できる電源」とは、到底思えないのである。
これに加えて、事故に伴う放射性物質の放出とか、使用済み核燃料の処理とかの問題がある。
運転するだけで「潜在的核兵器」であるところのプルトニウムがたまって国際的な立場も悪くなる。


事故に関していえば、今回の地震のような、「未知の断層」による大きな地震が、原子力発電所の直下で起こらないと誰が保証できようか(いや誰もできるはずがない)。

そもそも、今回のブラックアウトの原因は、発電所が「一極集中」していることなのだから、火力発電所を原子力発電所に置き換えるだけでは解決にならない。

なぜ、日本ではスマートグリッドが実現できないのだろう?
「電力の地産地消」とか「電力のインターネット」とかいった構想はあってもなかなか実現しないで、何が「技術立国日本」だ、と思ってしまったのだった。

(スマートグリッドに関する過去の記事)
2011/03/18 日本の電力網はスマートなのか?
2011/03/20 家庭内配線12ボルト化計画
2012/03/08 腹立って、タイトルが思いつかないや
2014/10/15 胡散臭さの根源

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