スズメノカタビラを駆除する
芝生でのさばられては困る草は、物理的に取り除く。
要するに引っこ抜くのだ。
この季節はスズメノカタビラを駆除する。
上の写真のように小さくても、花をつけている。
放っておくと種子を飛ばして、また殖える。
芝生の上だと横に拡がる。
スズメノカタビラは冬生1年草、つまり冬に葉を拡げ夏は休眠するので、春先に芝の生育を阻害し、芝に隙間ができてしまう。
そこで裸足で歩ける庭、寝転べる庭、こんの足が汚れない庭を維持するため、こまめに駆除するのだ。
ところで、芝生ではなく、ローズマリーの茂みの下のスズメノカタビラは縦に細長く伸びている。
同じ種なのに、環境によって形態が変わるのだ。
思えばこうした形態の可変性(プラシティシティ)が面白かったことも、卒業研究のテーマに雑草を選んだ理由の一つだった。
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