雪を被った富士山の山頂に雲がかかっていた。
山頂に注意が行かないので山腹に目が行く。
すると、宝永火口のすぐ下の雪面がやけに滑らかなように見えた。
富士山の山肌の大部分は、浸食されていて細かい谷がたくさんあり、そこに雪が積もるとまだらに見える。
宝永火口のすぐ下の部分(青い線で囲った部分)は、数百年前の宝永噴火の噴出物に覆われているため、雪面が滑らかに見えるのだ。
富士山の噴火口は、頂上だけではない。
宝永火口をはじめ山腹や山麓にいくつもの火口がある。
次に噴火するときも、頂上ではなく山腹から溶岩を噴き出すのだろうか。
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