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2015/09/02

東京五輪エンブレム騒動

Qrcode20150902
2020年開催予定の東京オリンピックについては、国立競技場のデザインやらエンブレムやら、ケチがつき通しである。
これらの問題、というか騒動について、「どうもこのごろ日本はおかしい。日本人が劣化しているのではないか」という意見を新聞やTV報道で目にする。

だが、いろいろ考えてみると、劣化しているのは「日本人」ではないのではないか、という気がしてきた。

責任をとらない組織の長たち。
税金を仲間うちで分け合うかのように見える専門家たち。
ネットの画像をコピー&ペーストはするくせに、それが画像検索でバレることに思い至らない「プロ」のクリエイター。
外の世界を見ない連中、委員とか理事とかいう名前の、組織に利益(※)をもたらさない人たち。

日本人が劣化しているのではなく、旧来のしくみに乗っかり、一般人の感性とか民意とかを感じ取ることができない「古いタイプの組織人」が、変わり行く世界の在りように置いて行かれているだけではないのか?

残念な問題が噴出する組織には、非民主主義的な病根があるのではないだろうか?

※ここでいう利益とは金銭のことではない。価値の創造とかブランドイメージとかいった、組織の存在意義にかかわるもののことだ。ドラッカーの著作を読んだことがあればわかるよね。ちなみに、ドラッカーによれば、組織が時の流れに抗して生き残る方法は、一つしかないそうだ。イノベーション(改革)である。

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