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2015/09/04

晴天の殺戮

晴天の殺戮

ここ二週間ほど、悪天候やら何やらで週末に庭仕事ができなかった。
その結果、芝生はメヒシバに、庭木はヤブガラシやヘクソカズラに覆われてしまった。

しばらく庭に出ないでいると、絶対やられるだろうなぁ、と思っていたら、予想通り。
ヒメシャラにたくさんのチャドクガの幼虫が。

上の写真は、ごく一部である。この5倍くらいいたのだ。

そこで、久々の晴天に、朝から大量殺戮。

毒蛾の幼虫は、殺虫剤で殺しても毒毛の接触毒は消えない。
そのため、「物理的な除去」が必要となる。
最も簡単かつ効果的な方法として、ワシは火器を用いる。
火器といっても銃砲ではない。
炭火の着火などに使うガスバーナーである。
火を扱う道具であるが、「火器」の辞書の定義とは違うかもしれないね。

それはさておき、チャドクガの幼虫をガスバーナーの炎で炙る。
幼虫は悶えて直ちに死ぬが、重要なのは毒毛をすべて焼き払うことである。
炙られたとたんに落ちる幼虫もいるので、芝生の上の幼虫も黒焦げにする。
さらに、枝についている脱皮後の抜け殻と毛も焼いておく。

面倒だし気が滅入るが、徹底的にやっておかないと毒毛でかぶれるおそれがある。

この物理的防除法は、単純かつ安全だが、欠点が一つだけある。
幼虫を殺す際に枝も炙ってしまうため、その枝が枯れることがあるのだ。

幸いにして植物は、枝が枯れても幹が生きていれば、新しい枝を伸ばすことができる。
動物とは全く異なる「体制」をもつ植物のすごさがここにもあるんだよな、などと考えながら、チャドクガの駆除を終え、ヒメシャラにからむヘクソカズラやミツバアケビのつるを除く作業に移ったのだった。

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