« 2015年8月 | トップページ | 2015年10月 »

2015/09/28

満月の夜、星なき夜、守宮鳴く夜

満月の夜、星なき夜、守宮鳴く夜
今夜は満月。三島駅南口の駐車場で見上げたら、照明に負けぬ輝き。おかげで星はまったく見えず。少し雲がかかっていたからね。
さて、夜の(こんの)散歩で月夜を満喫して、風呂上がりに玄関ホールの床を見たら、何か落ちてる。枯れ草かな?と思って拾おうとしたら、逃げた。
体長3cmほどのヤモリ(守宮)の子供だった。
誤って踏み殺すとイヤなので、捕まえて外に逃がした。
両手で尻尾をはさむとキチキチと鳴いた。
そういえば夏の夜の庭で、こんな声を聞いたような気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/27

デジタルカメラの外骨格を取り出した

先日亡くなった義母の遺品の整理を手伝ったとき、元気なうちに身辺整理しておく必要があるなぁ、と思った。

とくに最近、自分の人生も先が短いのでは、などと思うような特段の事情があったわけではない。

まぁ、健康上の不安材料はいろいろあるし(脳とか食道とか胃とか肺とか)、富士箱根伊豆火山帯の上に住んでいるし、浜岡原子力発電所(※)も遠いとは言えないし、毎日の通勤に車を使っているし、ときどき山に登るし(†)。

※なんか最近、やたらCMが多くて気色悪いんだけど。
人が普通に歩く道じゃないところを歩いたりするし……。

とにかくまぁ、人は自分の死に方も、死ぬ時期も選べない。
「肺に影がある」なんて言われた日には、「5年生存率は50%かぁ……」なんぞと考えてしまう。

そこで、もう使わないモノはどんどん処分しよう、と思ったのだ。

たとえば、2002年、買った当時には次のような具合だったデジタルカメラ(オリンパスE-20)は、レンズにカビが生えてしまった。

P9241363m

レンズにカビが生えただけでなく、グリップやピントリングのエストラマー(ゴム)が劣化して、爪ではがせるほどになっていた。

こんな具合では、もはや部品取り用にとカメラ店に持ち込むのも気が引けたので、リサイクルできるように分解することにした。

一部、両面テープや接着剤で固定されている部品もあったが、おおむねネジ止めされていたので、プラスチックとガラスと金属と電子部品に分別できた。

P9270269m

これが、最後に残った外骨格、アルミダイキャストのボディーである。

P9270270m

資源ごみとして沼津市に回収してもらうつもりなので、いずれまた、何かのアルミ製品に生まれ変わるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/21

『天空の蜂』とプルトニウム

防衛庁(省ではない)に納入直前の巨大無人ヘリが奪われ、稼働中の高速増殖炉の上空でホバリングし、犯人からの要求が電力会社や政府・役場に届く。
燃料が切れてヘリが墜落するまでに、日本中の原発を停止させ、稼働できないように破壊すること。

無線操縦で離陸し、プログラムにしたがって滞空し続ける世界最大のヘリには、試験飛行を見学に来ていた技術者の息子が(誤って)乗っていた。

上空千メートルのヘリからその子を救い出すことはできるのか。
技術者たちは巨大ヘリの墜落を防ぐことができるのか。
ヘリの墜落に備えて原発ではどんな対応ができるのか。
日本政府は要求に応えて原発を停止させるのか。
犯人は誰か、警察は犯人にたどり着けるのか。

そして、犯人の本当の目的は何か?

(以下、ネタバレ注意)

1995年の小説である。
講談社文庫版で読んだのだが、第1刷の発行は1998年11月。
先日(9月12日)の映画公開に合わせて書店の店頭に山積みになっていたので買ってみたら、2015年6月発行の第67刷だった。

20年前の小説なのに、現在も変わらぬ原発の問題点が盛り込まれている。

不安を口にできない原発立地の住人。
「麻薬」のように交付金漬けになってしまう自治体。
労災認定されない原発労働者の死。
線量を誤魔化さないと回らない原発の下請け労働者の環境。
嫌がらせを受ける反原発運動家。
原発こそがエネルギー危機を救うと信じて疑わない……疑うことを恐れる……原発技術者。
じつは高速増殖炉よりも危険かもしれない、使用済み核燃料。
ないと困るが、あることを歓迎されない、原発と自衛隊。

一方、20年の間に変わったこともある。

高速増殖原型炉「もんじゅ」でナトリウム漏れ事故が起こった(1995年12月)。以後、高速増殖炉の計画は事実上頓挫した。
防衛庁は防衛省になった(2007年)。
ニューヨークの貿易センタービルが、テロにより崩壊(2001年)。航空機によるテロの恐怖がより現実的になった。
阪神淡路大震災(1995年)、新潟県中越大震災(2004年)、東日本大震災(2011年)の災害支援を通じて、「戦わない軍隊」としての自衛隊の評価が高まった。
原発が「想定外」の災害に弱いことが露呈した(2011年)。

そして、『天空の蜂』で原発の問題点として挙げられていなかった、使用済み核燃料、核廃棄物の問題。

1995年には16トンだったプルトニウムは、2011年には44トンと、3倍近くに増えている。
使用済み核燃料や廃棄物にいたっては、いったい何万トンあるのやら。

犯人の一人(そして主人公の一人でもある)が望んでいたことは、日常使われている電気がどうやって作られているかに無関心な人びとに、原子力について考えさせること。

これは、2011年3月11日以後、日本のみならず世界中の誰もが、考えざるを得なくなった。
だが、人々の思いはどうあれ、政府は原発を諦めようとしない。
いったいなぜだろうか?

まさか、あの、プルトニウムを……

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/19

存立危機事態!

9月18日午前3時、スマートフォンが緊急速報(エリアメール)を受信し、そのアラーム音で目が覚めた。
その後、深夜の町にサイレンが鳴り響き、放送が流れた。

津波警報である。

チリで起きた地震により発生した津波が、地球を半周して午前6時ごろに到達するという。
さらに、避難所を開設したので、防潮堤のない地域の住民は避難せよとのこと(避難指示)。

その後、激しい雷雨に見舞われ、雨音と雷鳴で安眠できなかった。
こんは雷を怖がって走り回り、二階の寝室から階段を駆け降りて行った。
どこに行ったかと探すと、玄関の下駄箱の下にもぐり込んでいた(下の写真は2013年7月のもの)。

P20130729_0027s

さて、鬼怒川の堤防決壊により大きな被害をもたらした関東・東北豪雨のような気象災害や、相次ぐ火山の噴火、地震・津波……。
これはわが国の存立危機事態ではないのか?

自然災害において、敵は地球なのか?
それとも、自然災害にうまく対応できず人災をもたらす「人間」が敵なのか?

カミツキガメやらブラックバスやら、外来種がわが国の在来生物を脅かしていることはよく知られている。
しかし、外来種による日本の生態系の存立危機事態について、与党の政治家が憂慮しているという話をあまり聞かないような気がする(個人の感想です)。

アメリカザリガニのような「同盟国」出身の外来種がいるから、何も言えないのだろうか?

そもそも平和国家日本の民主主義が存立危機事態だけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/15

【生物季節】ヒガンバナ開花

沼津市にてヒガンバナの開花を確認。


Sh060922s


※この写真は9年前のもの。この田んぼも今は宅地になっている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/14

手のほどこしようがありません

Dsc_0764ss


レントゲン写真、MRIの画像、合わせて考えて肺癌に間違いありません。しかもかなりの大きさです。
残念ながら、手の施しようがありません。


……なんていう小説か医療ドラマのような医者の言葉を直接聞くことがあるとは思わなかった。
義母の亡くなる十日前、8月31日のことである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/04

晴天の殺戮

晴天の殺戮

ここ二週間ほど、悪天候やら何やらで週末に庭仕事ができなかった。
その結果、芝生はメヒシバに、庭木はヤブガラシやヘクソカズラに覆われてしまった。

しばらく庭に出ないでいると、絶対やられるだろうなぁ、と思っていたら、予想通り。
ヒメシャラにたくさんのチャドクガの幼虫が。

上の写真は、ごく一部である。この5倍くらいいたのだ。

そこで、久々の晴天に、朝から大量殺戮。

毒蛾の幼虫は、殺虫剤で殺しても毒毛の接触毒は消えない。
そのため、「物理的な除去」が必要となる。
最も簡単かつ効果的な方法として、ワシは火器を用いる。
火器といっても銃砲ではない。
炭火の着火などに使うガスバーナーである。
火を扱う道具であるが、「火器」の辞書の定義とは違うかもしれないね。

それはさておき、チャドクガの幼虫をガスバーナーの炎で炙る。
幼虫は悶えて直ちに死ぬが、重要なのは毒毛をすべて焼き払うことである。
炙られたとたんに落ちる幼虫もいるので、芝生の上の幼虫も黒焦げにする。
さらに、枝についている脱皮後の抜け殻と毛も焼いておく。

面倒だし気が滅入るが、徹底的にやっておかないと毒毛でかぶれるおそれがある。

この物理的防除法は、単純かつ安全だが、欠点が一つだけある。
幼虫を殺す際に枝も炙ってしまうため、その枝が枯れることがあるのだ。

幸いにして植物は、枝が枯れても幹が生きていれば、新しい枝を伸ばすことができる。
動物とは全く異なる「体制」をもつ植物のすごさがここにもあるんだよな、などと考えながら、チャドクガの駆除を終え、ヒメシャラにからむヘクソカズラやミツバアケビのつるを除く作業に移ったのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/03

偽装毒虫

偽装毒虫2
手のひらに虫を載せて見せたら、こんが嫌な顔をした。
偽装毒虫2
これはウチの駐車場にいたツマグロヒョウモンの幼虫。

毒々しい色彩にトゲトゲ、いかにも毒虫っぽいが、無害である。
トゲもゴム製のオモチャのように柔らかい。

毒虫であるかのように偽装して、補食をまぬがれているのだ。
ちなみに、成虫も有毒な蝶(カバマダラ)に擬態している。

この幼虫は駐車場のへりのタチツボスミレのところにいたのだが、踏んでしまいそうなので庭のスミレのところに移動してやった。
ところが、しばらくして庭の芝生を見ると、スミレの株から2メートルほど離れたところを歩いていた。

せっかく食べ物の近くに運んでやったのに、いったいどこに行こうとしているのだろう?
さなぎになる場所を探しているのだろうか?

この小さな虫の小さな脳に、いったいどんな衝動が湧いているのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/02

東京五輪エンブレム騒動

Qrcode20150902
2020年開催予定の東京オリンピックについては、国立競技場のデザインやらエンブレムやら、ケチがつき通しである。
これらの問題、というか騒動について、「どうもこのごろ日本はおかしい。日本人が劣化しているのではないか」という意見を新聞やTV報道で目にする。

だが、いろいろ考えてみると、劣化しているのは「日本人」ではないのではないか、という気がしてきた。

責任をとらない組織の長たち。
税金を仲間うちで分け合うかのように見える専門家たち。
ネットの画像をコピー&ペーストはするくせに、それが画像検索でバレることに思い至らない「プロ」のクリエイター。
外の世界を見ない連中、委員とか理事とかいう名前の、組織に利益(※)をもたらさない人たち。

日本人が劣化しているのではなく、旧来のしくみに乗っかり、一般人の感性とか民意とかを感じ取ることができない「古いタイプの組織人」が、変わり行く世界の在りように置いて行かれているだけではないのか?

残念な問題が噴出する組織には、非民主主義的な病根があるのではないだろうか?

※ここでいう利益とは金銭のことではない。価値の創造とかブランドイメージとかいった、組織の存在意義にかかわるもののことだ。ドラッカーの著作を読んだことがあればわかるよね。ちなみに、ドラッカーによれば、組織が時の流れに抗して生き残る方法は、一つしかないそうだ。イノベーション(改革)である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/09/01

満月は白く輝やかない

満月は白く輝やかない
NASAの宇宙気候観測衛星が160万kmの距離から撮影した月と地球の写真を見ると、いろいろなことがわかる。

見えているのは月の裏側である。
見慣れた「海」や線条がない。
月の表側(ニアサイド)と裏側(ファーサイド)では、その表情がだいぶ違う。

地球のほぼ全面に太陽の光が当たっているので、満地球である。
そこで当然、観測衛星から見た月も満月のはずだが、妙に黒っぽい。
裏側だから黒っぽいのか?というと、そういうわけではない。
じつは月の表側・裏側を問わず、月面はこの写真のように黒っぽいのだそうだ。

地球から見た満月が明るく輝いているのは、背景(つまり宇宙)が黒いからだ。
漆黒の宇宙に比べれば、月ははるかに「白い」のである。

しかし、白い雲をまとう地球に比べれば、月は「黒っぽい」のである。
そりゃあまぁ、雲と熔岩を比べたら、熔岩のほうが黒いよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年8月 | トップページ | 2015年10月 »