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2014/11/26

ハッシュド・マウンテン

ハッシュド・マウンテン
毎年のことだが、足尾の山中で考えた。

製錬所の煙で緑を失なった足尾の山は、今も崩懐し続けている。
なんでこんなに崩れるのか・・・この日登った斜面も、踏みしめる度に、こぶしほどの礫がグズグズと滑り落ちた。

カモシカを探しているとき、目に入る山肌は、火山岩・火山灰・深成岩・堆積岩・変成岩が入り混じっている。

日本の山は、火山でなければハッシュド・マウンテンなのだ。
ちなみにハッシュド・マウンテンというのは、学術用語ではないからね。
ワシの造語である。
ハッシュド・ビーフのように、「ごたまぜ」ということだ。

表土と森林が覆っているので気付かないが、日本の山はみなグズクズなのだよなぁ。
・・・なんてことを考えて下山したその夜、長野で大きな地震があった。
断層がグズグズと数十cmも動いたのだ。

まったく、このグズグズの大地のどこに、メルトダウンの危険を孕む原発を稼働させ、高レべル放射性廃棄物を処分する「安定した」地層があるというのだろうか?

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