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2014/11/04

明日があるなら

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ウチから徒歩10分ほどのところにある鮎壺の滝は、1万年ほど前の富士山の噴火による溶岩流の末端である。
火山の噴火という現象は、身近なものなのだ。

火山活動の中でも桁違いの巨大カルデラ噴火が、日本列島で今後100年間に起こる確率は約1%だそうだ。

神戸大学「巨大カルデラ噴火のメカニズムとリスクを発表」
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2014_10_22_01.html

「100年間に1%」には次の文章が続く。

この確率は、兵庫県南部地震 (阪神・淡路大震災) 発生前日における30年発生確率と同程度です。すなわち、いつこのような巨大噴火が起こっても不思議ではないと認識すべきです。

阪神淡路大震災の前日に、「明日、大地震が起こって多くの人が亡くなるかも知れない」と予測していた人はどれくらいいただろうか。

ところが、この巨大噴火のリスクに関して、原子力発電関係者(既得権益のある人?)の「のん気」ぶりに呆れてしまう。

「火山噴火が予測される場合、核燃料を抜くから大丈夫」って言うけど、稼働中の原発を止めて原子炉を冷やしてから核燃料抜くには、年単位の時間がかかるそうではないか。
つまり、数年前から噴火が予測できることが前提なのだろうが、当の火山学者はそんな予測はできっこないと言っている。

巨大噴火予測「楽観的」=火山学者、川内原発審査を批判-福岡(時事通信)
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-2014110200103/1.htm

さて、明日にも巨大噴火が発生する確率が「ゼロではない」と予測されるのだから、ここは原発は全部止めておくのが賢明ではなかろうか。

※巨大噴火や地震の確率については、奥村晴彦教授の「災害の確率」が詳しい。
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/stat/141026.html

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