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2014/06/17

ミミズは啼かない

ミミズは啼かない
夜、地面の下から聞こえる、ジー……という単調な啼き声の主は、コイツである。
ケラ、またはオケラと呼ばれる昆虫である。
コオロギの体ににセミの幼虫の前肢を付けたような格好をしている。

だいたい地面の下にいるので啼いている姿を目にする機会は滅多にない(ワシもない)。
ジー……という声の聞こえたあたりの土を掘り起こすとミミズが出てくるので、「ミミズが啼く」という俗信が生まれたのだろう。
のろまなミミズは堀り出されるが、優れた地中推進システムを持つケラは、素早く逃げるので、滅多に人の目に触れないのだ。

じつはケラは、飛ぶこともできる。
上の写真は、夜の公園の街灯の下で撮ったものだ。
写真を撮る間にも、こんの追跡を逃れようと、何度か羽をバタつかせて飛んだ。

空飛ぶ地中戦車なんて、(子供のころ見たような)SF映画やマンガでしかお目にかかれないと思っていた。
生きたミニチュア版が身近なところにいっぱいいて、毎夜ジー……と啼いていたとは。

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