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2014/01/19

航空安全と機密保護

航空安全と機密保護
年末に、ラオスでの研修旅行から帰ってくるムスメを迎えに羽田へ行った。
タイ航空の747が滑走路からターミナルへやって来るのを見たとき、心底、子供が無事に帰ってきてよかった、と思った。

羽田空港国際線ターミナルは年末年始モードのイルミネーションに彩られ、日本人も外国人もにこにこしながら語らい、歩いていた。
コチラはダウンジャケットを着ているのに、半袖Tシャツ姿の白人女性もいたりして、ヒトのスペクトルも広いよなぁ、これも多様性か、などと考えた。

さて、上の写真は屋上から近くのANA便を撮ったものである。
ムスメの乗ってきたタイ航空便は、遠かったので良い写真が撮れなかったのだ。

展望ギャラリーを見渡すと、寒風の中にもかかわらず、長いレンズのカメラを構えている人もいた。
航空ファンだろうか。
いずれ機密保護法みたいなモンが拡大解釈されると、空港で写真を撮ることもできなくなるのではないか、などと考えた。

民間の施設でそれはないだろう、と思う人は、甘い。
事故を起こす前の福島第一原子力発電所の見学ツアーでは、写真を撮って良い場所が決められていたそうだ。
見学後、駐車場で写真を撮ったら、ガイドが血相を変えて飛んで来て、データを消してくれ、と言ったという。
まぁ、そうまでして守ろうとした原発施設の秘密も、事故によってわやくちゃになり、現在は世界で最もテロに弱い原発なのだが。

それはさておき、羽田の国際線の便が増えて、成田の人気が落ちているそうだ。
米軍にも利用させようか、なんて話を聞くと、成田空港反対運動のスローガンに掲げられていた「三里塚軍事空港」という言葉を思い出す。
当時は純粋な民間空港のハズだろ、軍事空港は大袈裟では、と思っていたが、40年近い年月を経て、運動家の人たちの懸念が杞憂ではなかったのだなぁ、と思った。

つくづく、ムスメが無事に帰ってきて良かった。
軍事機密のため訓練の詳細が知されず撃墜されるなんてことがなくて良かった。

そんなことは杞憂だ、と思う人は、大韓航空機撃墜事故について調べてみて欲しい。

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