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2013/11/22

はるか南方より

はるか南方より

昨晩のこと。
少し上側の欠けた丸い月が明るかった。
公園の池から北東方向に見える月と、こんを一緒に撮ってみた。

さて、この写真ではよくわからないが、月の下に木星が輝き、その下に箱根の山が横たわる。
箱根の南には伊豆半島が続く。

そのはるか南に、新しい島ができたようだ。
伊豆半島を載せたフィリピン海プレートは、ゆっくりゆっくり北上し、関東地方の下に潜り込んでいる。
この島もやがて、何十万年か何千万年かすると、今の伊豆半島の位置までやってきて、関東地方の下に潜り込むのだろうか。

それまで、島の形をたもっているだろうか、関東平野は存在しているだろうか。それとも、どちらも存在していないだろうか。

海面からわずか突き出た火口から吹き上げられる噴煙のニュース映像を見たとき、小松左京の『日本沈没』を思い出した。
日本列島の南海上で島ができたり沈んだりしたことから、日本列島周辺の地殻の異常な動きが発見され……と話が進んでいくのだ。

月明かりの下、静かな公園を散歩しながら、この足下の大地は決して不動の存在ではなく、変転するものであるのだと思うと、風が吹いたわけではないのに寒さが増すのだった。

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