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2013/09/08

TOKYO 1964-2020

東京オリンピックが開催された1964年、ワシは6歳だった。
ススキの穂を束ねたものを「聖火だ」と言って掲げ、友達と山に駆け上った記憶がある。

東海道新幹線が時速250kmの「夢の超特急」として登場し、首都高速道路・東名高速道路も整備された。
速く・便利になる一方、騒音公害やら光化学スモッグやらといった、新しい人工災害も生まれた。

子供のころ、都会の川などは臭くて汚くて、親しむところではなかったことも思い出す。

あれから56年、今から7年後の2020年に、ふたたび東京でオリンピックが開催されることになった。
経済効果がどうとか、浮かれ騒いでいるかのような報道を目にするが、ワシには心配事のほうが多い。

東日本大震災をもたらした東北地方太平洋沖地震は、太平洋プレートの沈み込みによって大陸プレートに歪みが蓄積し、それが解放される際に発生した。
同様の歪みは四国~和歌山沖、中部地方の太平洋側にも蓄積していて、南海・東南海・東海地震を起こすと予想されている。
地震災害の歴史的研究によれば、大地震は数年~数十年の間に連動することが多く、同時に火山活動も活発になるという。

関東地方は大陸プレートの下に太平洋プレートが沈み込む、その上にある。
さらに二つのプレートの間にフィリピン海プレートが入り込んでいる。
東海地震と連動して、首都直下型の大地震が発生する可能性もあるのだ。

地震や津波、火山の噴火を止めることはできない。
だが、災害が起こったとき、その被害を小さくすることはできるはずだ。
そのための努力を、あと7年でどれだけできるか。

IOC総会の際、福島第一原子力発電所の汚染水問題について質問されたとき、「東京から250キロ離れているので問題ない」という、ちょっと無責任な発言が見られたが、そんな他人事でどうする。
「過去も、現在も、未来も安全だ」と言い切った7年後の「元首相」もいたが、7年後には確実に解決させているのだろうね、もちろん。
ウソつくと、閻魔様に舌を引っこ抜かれてしまうぞ(二枚舌だから平気なのかも?)。

さて、東京の埋立地に競技施設だけでなく選手村も作るらしいが、液状化対策は大丈夫なのだろうか。
たくさんの人々が集まる場所でのパニックを防ぎ、避難誘導などを確実に行えるかどうか、その準備も必要だ。

地震に不慣れな国の人たちは、震度3とか4でもパニックにならないか。
これはカミさんの心配事である。
いくら口で説明しても、「ご理解いただく」ことなど不可能だろう。
いっそ、日本は地震国であり、この程度の地震は日常茶飯事、生活に支障がなく、対策も充分であることを体感できるような施設を作り、招待してはどうか。
世界中の「ならず者国家」じゃない、「なまずもの国家」と連携して、「なまずの棲まない国」の人たちに防災能力をアピールするのだ。
「ちょっと揺れたり落ち込んだりもするけど、わたしは元気です」

……最後に変なダジャレをまぜてすみません。

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