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2013/09/23

学力テストの意味

静岡新聞の一面に、学力テストの全国平均点以上だった成績上位校の校長名が掲載された。
それまでのゴタゴタは、テレビ報道などにより全国的に知られたので、詳細は書かない。

どうにも解せないというか、何を騒いでいるのか、よくわからない。
まったくもって教育的でない。

統計学を学べばわかるとおり、平均というヤツには、あんまり意味がない。
大切なのは、分布と相関である。

教室で教えたことがある人にはわかると思うが、成績の分布は釣り鐘形の「正規分布」にはならない。
たいてい、ふたつの山ができる。

学力テストの意味

たいていの教室には「勉強ができる、あるいは頑張った層」と、「勉強が苦手、あるいは頑張らなかった層」が混在しているのだ。
だから、このふたつの層をゴッチャにして平均を取っても、何の意味もない。

ましてや、その平均をもとに順位付けすることに、何の意味があるのやら。

必要なことは、「勉強が苦手な層」「やる気のない層」の子供に対し、どういう手当てをするか、ということだろうに。

そして、そのためには、それぞれの子供の生活習慣や家庭環境との相関を調べ、改善できることかどうか、対策を立てる必要がある。
そういった調査はしているのだろうか。

どの学校や市町村や都道府県の優劣がどうとか、そういう妙な競争をしてどうする。

そうだ、都道府県の差異といえば、静岡県の小中学校には暖房がない。
寒くて勉強に身が入らないから学力テストで点が取れなかったのでは、なんていう感想をカミさんが述べていたが、相関の検証は可能だろうかねぇ。

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