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2013/08/18

異質と優劣

先日、夜の散歩中、公園の池の向こうから話し声が聞こえた。
日本語ではなくタガログ語のようだった。
フィリピン人の女性が歩きながら携帯電話を使っていたのだ。


Sketch20130818


しかしまぁ、200メートル離れたところでも聞こえる電話の会話とは・・・。


数年前のことだが、夕方、ウチの前の道で激しく口論する男女がいた。
(たぶん)ボルトガル語でやりあっているので、ブラジル人だろう。
口ゲンカしながら遠ざかって行ったが、余りに激しいのでカミさんと二人で心配して様子をうかがった。


ところが、しばらくすると抱き合って談笑しながら戻ってきた。
なんということはない、夫婦ゲンカだったようだ。


いやはや、文化が違うなあ、とビックリし、もうちょっと静かにできんかなぁ、とは思う。


だが、異質だと感じることと、この劣等民族め、と決めつけることとは違う。


中高生のころ、西部劇を観ていて、滑稽だなぁと思ったことがある。
それは、インディアン(ネイティブアメリカン)を劣等人種とみなす白人が英語しか話さないことだ。
ネイティブアメリカンのほうは、英語のほかに部族語と通商語を話せるのにね。
どっちが優れているか?


そういえば、30年ほど前に北海道を旅行中に出会ったフィリピン人(ホテルで働いていた)は、故郷の方言とタガログ語と英語を話し、そのうえ日本語を学ぼうとしていた。
その熱心さに感心した。
日本語の意味を英語で説明するのが大変だったことを思い出す。
だって、演歌の歌詞の「せつない」とか「たそがれ」とか「めぐり逢い」とか「ためらい」とかだよ?
言っておくが、インターネットも電子辞書もない時代で、自分の頭の中の英単語帳しか使えないのだからね。


さて、外国人を蔑視する立派な日本人のみなさんは、もちろん4〜5ヵ国語はペラペラで、当然、相手の言語で議論できるんだよね?

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