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2013/08/06

虹は個人的な現象である

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会社の DTP 作業でマウスを使い過ぎ、右手の中指に痛みが走って、伸ばせなくなってしまったので、残業をやめて早く帰った。
帰宅途上、上空を渦巻く雲から小雨が舞ってくるので、これはひょっとして、と思った。


ウチに着いて西の空を見ると、大きな虹がかかっていた。
主虹のアーチの中でとくに明るい部分の外側には、副虹も見えた。


虹は、太陽光線が大気中の水滴(雨粒や雲粒)で反射した光を目が捉えたときに見える。


水滴の位置によって反射角度が異なるため、目に入る光の波長が異なる。
そのため、光のスペクトル……虹の七色……が見えるのだ。


太陽光線の向きと、水滴の位置、目に入ってくる光線の角度。
それらがちょっとでもずれると、虹は見えなくなる。
いや、一緒に虹を見ていても、立つ位置によって見え方は異なるはずだ。


虹というものは、空に大きくかかっているにもかかわらず、きわめて「個人的な現象」なのである。


ちなみに、こんはワシの帰宅に喜んで玄関先まで出てきたが、虹を見上げるふうでもない。
それに、イヌの色覚では、見えていたとしても色の数が異なるだろう。


自分が見ている景色が絶対無二であり、誰もが同じ景色を見ている、と思い込むのは非科学的である。
自分が見ている景色は世界の本当の姿ではないのかもしれない、と思い、考えることこそが科学的な態度だと言えるだろう。

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