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2013/06/06

形容詞の気持ち悪さ

最近、形容詞が気持ち悪い。

美しい国
強い日本
速やかな復興
骨太の方針
大胆な戦略
強靭な国家

なぜ気持ち悪いのか?

「誰にとって」「何と比較して」が省かれていて、フワフワしていることが、(ワシにとって、明確な言説と比較して)気持ち悪いのである。
占いとか、振り込め詐欺(母さん助けて詐欺? 絆詐欺?)とかと同様、聞き手の解釈に委ねたり、誤誘導したりする意図があるように思うのだ。

バーナム効果を利用して、聞き手の心理を操るには、形容詞は便利だよね。

科学的に、明確に伝えたければ、形容詞を避けるべきだろう。
論文で使う形容詞は「大きい」と「小さい」だけだ。
比較対象は明確にし、数値か順序で比較する。

もちろん、科学的な随想で形容詞を使うときもある。
だがそれは、あくまでも「個人の感想」なのである。

全力で支援
という言葉も胡散臭い。

本当に全ての力か?
小学校の運動会の徒競争でビリになった子に「本当に全力で走ったのか」と聞けば、「力いっぱい走りました」と答えるだろう。

政治家も小学生レベルで良いのか?

場合によっちゃあ、ゴールとは反対側に走り出す子もいるぞ。

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