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2013/05/14

テロ対策にメルトダウンの呪いを

テロリストの原発の敷地内への侵入を阻止する訓練の様子をニュースで見た。
陸・海・空のどこからやって来るかわからないテロリストを阻止するのって大変だろうなぁ。

ワシはヘソ曲がりなので、逆の方法を考えた。
入れないようにするのではなく、出られなくしちゃうというのはどうだろう。
ファラオの墓に侵入して閉じ込められる盗っ人のように。
これが後の世に言う「メルトダウンの呪い」である。

なんて話をカミさんにしたら、小バエ駆除みたいね、と言った。
甘い匂いに誘われて、入った小バエは出てこられないポットみたいなやつ。

プルトニウムに誘われて、入ったテロリストは出てこられない原子力発電所。

冗談はさておき、原子力発電所の使用済み核燃料に含まれるプルトニウムは、核爆弾の原料としてテロリストには魅力的らしい。
プルトニウムから核爆弾を作るのは相当難しいので、民間のテロリスト(ヘンな言い方だが)には作れまい、という「専門家」もいる。

だが、核爆弾を作らなくても、使用済み(または使用中)核燃料をまとめておいて、冷却しなければ広範囲に被害を及ぼすことができる。
そのことを、福島第一原子力発電所が証明してしまったのである。

すべての原発を止めて廃炉にしたとしても、大量の使用済み核燃料をどうしたものか……。
もうリサイクルはできないし……。
……というか、リサイクルしても核のゴミは減るわけではないし……。

真面目な話、10万年以上にわたって放射線を撒き散らし続ける核廃棄物をどうするか、それを考えずにいては、無責任の謗りを逃れられないだろうなぁ。

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