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2013/05/16

「軍と性」問題の究極的解決法

水木しげる著『総員玉砕せよ!』(講談社文庫)は、ピー屋(慰安所)をめぐるエピソードから始まる。
水木さんの戦争漫画には、食い物の話とクソの話も、必ずといってよいほど描かれている。

兵隊は若い男性であるから当然、食い、排泄し、発情する。
したがって、食糧を供給する兵站をはじめとして、兵隊を健康な「兵器」として維持するための仕組みが必要となる、というわけだ。

旧日本軍は兵站を軽視したのか実力が伴わなかったのか、太平洋戦争では100万人が餓死したそうだ。
靖国神社に祀られている「英霊」の半数は餓死者なのである。
まったく、戦争とはむごいものである。

兵站や性の問題が生じるのは、生身の若い男性を兵士に使おうとするからである。
性衝動の弱くなった暴走老人たちを兵士にしてはどうか。
強化外骨格、いわゆるロボットスーツを用いれば、老人だって闘えるだろう。
技術的には、数年で実用化できるのではないか。

あーいや、暴走老人は枯れてないかもなぁ。
では、いっそのこと脳だけ取り出してサイボーグ化しちゃえ。
性衝動は快楽中枢の直接刺激で解消!

近い将来のSF的な話になってしまっているが、福島第一原子力発電所のメルトダウンした核燃料を取り出すよりも、実現は近いだろう(核廃棄物の問題がいかにSF的か、っていうことでもある)。

サイボーグの良い(?)ところは、老若男女を問わず兵器化できることだ。
若い男女を兵器化することは国益に反するから、「軍事国家大好き」暴走老人や「侵略ってしっくりこない」オバサマ方に、サイボーグ戦士になっていただこう。

用済みになったらスイッチを切って機械部品はリサイクルし、有機部品は……(以下自粛)。

……こういう虚しい解決法ではなく、現実的な究極の解決法が、すでに提示されているではないか!

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本国憲法第九条にあるとおり、戦争を目的とする軍隊を持たなければ良いし、戦争をしなければ良いのである。

さて、「軍と性」問題の解決のために慰安婦制度が必要だった理由は「ひどい時代だったから」であり「現在はそんな必要はない」というような意見を新聞で見た。

だが待てよ。
過去はひどい時代であり、「現在はそんな必要がない」としても、未来はどうなのか。

「戦争のできる普通の国」にしたいなどと言う連中が権力を握り、憲法9条を変え、さらに13条や18条や19条を変えて国民の自由を奪うようなことになったら、また「ひどい時代」に逆戻りである。

「ひどい時代」に逆戻りしないために、96条を変えようとする連中を警戒しよう。

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