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2013/04/15

18年後の余震?

13日未明の淡路島の地震、朝起きてニュースを見てびっくり……という状況も、18年前の1.17を思い起こさせる。

ただし、今回の地震は逆断層によるもので、阪神淡路大震災のときは横ずれ断層だったため、直接の関連はない……らしい。

らしい、と書いたのは、関連性ありとみる研究者もいるからだ。
断層や地震に関する研究は、まだまだ発展途上であり、研究者によって見解がばらつくのは仕方がない。

ただ、一致しているのは、今回の地震(マグニチュード6.3)程度の規模の地震を引き起こす活断層は把握しきれない、もっとたくさんあるだろう、ということである。

そしてまた、こうした活断層を生み出すのは大陸プレートにフィリピン海プレートが潜り込んでいるからであり、その潜り込みの現場……南海トラフを震源とする巨大地震が遠からず起こるだろう、ということである。
「遠からず」が200年先なのか、数年以内なのかは、また研究者で意見が割れるところらしい。

なんといっても、18年後に余震がくるといったタイムスケールなのである。

神戸の六甲山地は、逆断層によって大阪湾の堆積物が持ち上げられてできた山だそうだ(藤岡換太郎『山はどうしてできるのか』)。
海底から山頂まで、高度差1000メートルを上昇するのに要した時間は、50万年と推定されている。
平均すれば、1メートル上昇するのに500年を要することになるが、「平均」というものは、実在しない。

地震の際に地表に現れた断層を見ればわかるとおり、数分間で数メートル上昇(あるいは下降または横ずれ)するのだ。
このことから考えると、山というものは比較的短い時間でできるものかも知れない。

めりめりと土地がずれ、もりもりと山が盛り上がる。
そういう国土に住んでいるのだということを、私たちは忘れてはならない。

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