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2012/09/12

五十四墓村

日本学術会議が「高レベル放射性廃棄物の処分について」(PDFファイル、44ページ)という提言をまとめ、公開した。
http://www.scj.go.jp/ja/info/index.html

この提言の中では、放射性廃棄物の総量管理や暫定的責任保管について言及されている。
これまで「原子力ムラ」の人たちが考えてきた核燃料リサイクルや地層処分とは異なる発想に基づいている。

学術会議の皆さんも、人の横っ面を札ビラでひっぱたくようなやり方には腹を据えかねていたのだろう。

あれやこれやでワシも腹が立ってきて、つい良からぬことを考えてしまった。

今すぐ、すべての原子炉を廃炉にしても、大量の放射性廃棄物が残る。
今すぐ原子炉を止めれば、高レベルの放射性廃棄物がこれ以上増えることはない。
つまり「総量管理」が可能となるのだ。
そして、生物圏から隔離して地中深く埋めてしまうという地層処分ではなく、地上などに「いずれ場所を移すか他の処理法が決まるまでの間だけ保管」するための施設を作り、「暫定保管」する。
生物圏からの隔離しての地下埋設なんてのは、火山と活断層だらけの我が国では絵空事だ。
常時管理が必要な施設に「保管」するほうが現実的だろう。

そこで、原子力ムラの人たちには、是非リアルな村を作ってそこに住んでいただくというのはどうだろう?
放射性廃棄物を奉り、大地震や津波が来ないことを願い、小惑星が直撃しないように祈って暮らしていただくことになるだろう。

村の名は、五十四基村、じゃなくて五十四墓村。

これまでさんざん国家予算と電気料金を使ってきたのだから、これからは独立採算でやっていただこう。
少量の放射線は体に良いそうだからウラン温泉とか。
モ○サ○トと組んで放射線に強い遺伝子組み替え「芝」を開発し、除草剤も殺虫剤も必要のないゴルフ場とか。

あんまりイジメて、ムラの運動会で「臨界バケツリレー」とか始められても迷惑だから、このくらいにしておくか。

なんでこんなに腹を立てたのかについては、いずれまた。
暫定的責任保管についても少々考えたのだけれど、それについても、いずれまた。

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