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2012/06/24

すり抜けてくるもの

昨夜、散歩に出る前にヤモリを見付けた。

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玄関先に「守宮」が居れば、我が家も安泰である。

……というワケにはいかない。
ヤモリ1匹で我が家周囲の蚊をすべて取ってくれるはずもなく、どこからともなく蚊が入ってくる。

すり抜けて侵入してくるのは蚊や蝿や蟻だけではない。

午前2時36分に携帯電話にメール着信、目覚ましが鳴ったかと寝ぼけて起き上がってしまった。
6時ごろ気が付くと、携帯電話を持ったまま寝ていた。
着信メールを開いてみると、件名は「バイアグラ破格プライス!」……なに?
スパムではないか。
メールアドレスを見ると、ドメインが「@yahoo.co.jp」となっている。

これは変だ。
携帯電話のメール設定は、ドメイン指定受信にしてある。
yahoo メールや Gmail は受信できないはずなのだ。

とりあえず、このスパムメールの送信元アドレスを、受信拒否に設定することにした。
アドレスをコピーしておき、docomo の受信拒否設定のページでテキストボックスにペースト。

するとなんと、メールアドレスが違う。
ドメインが「@nonifty.com」となっている。
これで、ドメイン指定受信をすりぬけてスパムメールがやってきた理由もわかった。

まず、メールアドレスは偽装可能である。
本当のアドレスとは別のアドレスが表示されるようにするのは簡単なのだ。
PC でキチンとしたメールクライアントを使用している場合は、メールヘッダを表示してみると、本当のアドレスがわかる(詳しくは、IPAやネット上の記事「@IT_偽装メールを見破れ」などを参照)。

携帯電話(スマートフォン)ではメールヘッダの確認をどうやれば良いやら。
スマートフォンがあれば、いちいち PC を起動しなくてもメールチェックができて便利だが、なりすましメールを見破ることができないと、ウイルスに感染したり架空請求に悩まされる危険がある。
改めて思うが、「一見便利なもの=じつは危険なもの」なのである。
そのことを承知の上で、便利に使わないとね。

それはさておき、なぜ「@nonifty.com」なんていう怪しいドメイン名のメールが、docomo の迷惑メール設定をすり抜けたのか?

じつは、docomo のドメイン名指定受信では、メールを受け取っても構わないドメイン名を「後方一致」で設定する。
ココログを使っていることからもわかるように、ワシは@nifty のユーザである。
だから、@nifty からのメールを受信できるように、受信を許可するドメイン名として「nifty.com」を設定している。

docomo のメールフィルタは、「nonifty.com」の3文字目以降が「nifty.com」であるため、これは後方一致で受信許可、と見なしてしまうのだ。

docomo 側でドメイン名を@(アットマーク)から設定し、後方一致としないようにすれば解決しそうに思うが、実現は難しいだろう。
メールアドレスが「hogehoge@example.com」となっていても、実際にはメールサーバの負荷分散のため「hogehoge@mail1.example.com」から送信している、なんていう場合もあるからだ。
「@example.com」からのみ受信許可、と設定してしまっては、「@mail1.example.com」からのメールは弾かれてしまう。

仕方がないので、「nonifty.com」を受信拒否ドメインとして設定した。
また同様の手口で「foonifty」とか「barnifty」からスパムが来たら、逐一拒否設定しなければ。

まったく、迷惑千万である。
スパムは、数万通に1通でも反応があればペイするそうなので、なかなか根絶されない。

巧妙な手口でセキュリティをすり抜け、迷惑行為を繰り返すことでネットワーク社会を面倒で危険なものにするようなバカは、やっぱり直らないものなのだろうか。

朝からニュース番組を見ていると、何やら別の意味で迷惑で危険な方向へすり抜けるものがあるようで、腹立たしくなった。

原子力基本法にいつのまにかまぎれ込んだ「安全保障」の文言は、核武装のための布石ではないのか?
やっぱり、原発を推進する人たちの本音は「核爆弾が欲しい」なのだろうか?

JAXA法から「宇宙開発を平和目的に限定する」項目を削除しようとしているのは、軌道兵器でも打ち上げるつもりなのか?

そりゃあまぁ、地球上のどこの地点でも核攻撃できる「力」を持ったら快感だろうなぁ……なんて、子供向けの漫画に出てくる悪の帝王にでもなるつもりか?
平凡なサラリーマンのワシには、とても共感できないぞ。

何かとても危険なものが、法の網の目をすり抜けてワシらの生活の中へと侵入してきているような気がする。
あるいは、大切にしていたものが、手の中からすり抜けて落ちていってしまうような気がしてならない。

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