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2012/05/27

放射性廃棄物保管場所の最適地はどこか

第5の壁が失われ、むき出しとなった格納容器の黄色い蓋、その隣の使用済核燃料保管プール。
昨日公開された福島第一原子力発電所4号機建屋は水素爆発によって屋根も壁も吹き飛び、プールはシートで覆われただけの青天井となっている。

次にまた地震に襲われれば、どうなることか。
そりゃあまぁ、政府や東京電力は、大丈夫だと言うだろう。
しかしそもそも、(2011年3月11日以前は)日本のどの原発も安全なはずではなかったか?

現在停止している日本のどの原発を再稼働させるにせよ、誰がなんと言おうと、再稼働させれば確実に、使用済み核燃料は増える。
核燃料サイクルは完成の見込みは(ほぼ)ゼロだから、使用済み核燃料はすなわち放射性廃棄物である。
数万年にわたり放射線を放射し続ける廃棄物を、いったいどこに保存すればよいのか?

NUMO「 高レベル放射性廃棄物地層処分の技術と安全性 」などにも記載されているとおり、千年、万年単位で危険な物質を地下に保存しようとしたとき、大きな問題がいくつもある。

安定しているか。浸食されないか。そして、そこが危険なところであることを、後世に伝えることができるか。

真面目な話、言葉が通じるかどうかすらわからない。
文明は維持されているのか?
文書や碑だけでなく、禍々しいモニュメントが必要ではないか?

千年を超える情報伝達に有効な手段は、宗教しかないのではないか、という話もある。
邪悪な魔物を封じ込めた地下洞窟……。
相当、禍々しいモニュメントになるだろうなぁ。

さて、四つのプレートの境界に位置し、火山と断層だらけのこの国のどこに、安定した地下環境などあるのだろう?
どこでも不安定であるのなら、危険な施設であることの伝承とメンテナンスが容易なところにしてはどうか?

ということで、候補地を考えてみた。
地盤の安定性には大いに問題があるが、すでにある大深度地下施設の維持管理を続けようとするのであれば、同じことではないか、ということで……。

東京。大阪。名古屋。

大都市に核廃棄物保管施設、って、非現実的だろうか?
人里離れた山の中に、安定していて欲しいという期待を抱いて埋めるよりも現実的ではないだろうか?

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