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2012/03/14

木星と金星が並んでいる

日没後の西の空に、木星と金星が並んでいる。

木星は地球よりも外側を公転しているので、日没後の西の空にも東の空にも南の空にも見ることがある。
金星は地球よりも内側、太陽に近い軌道を公転しているので、日没後か日の出前にしか見えない。
このところ、金星は太陽から最も東側に離れているので、日没後数時間、西の空に見えている。

さて、木星や金星は「惑星」つまり、さ迷う星である。
夜空に固定(fix)されていて動かない恒星、つまり星座を構成する星ぼしと異なり、惑星は星座の間を動いていく。

南の空には冬の大三角形、北の空には北斗七星。
ただし、ひしゃくにたとえられる北斗七星はひっくりかえっていて、水をすくえる状態ではない。

しかしまぁ、ランダムな星の並びを線でつないで「星座」を描き、そこに神話を見るとは、なんとも豊かな想像力である。
天を、人智を超越した何者かの住まいと考えたのだ、と言われるが、人智を超越したものが配置したにしては、恒星の分布はランダムすぎる。
完全にランダムだと、星座を描くことなどできないので(何でも描けてしまうので)、適度にランダムだが、まぁ、あまり芸のない配置だと思う。

それも当たり前であって、星の配置は何者かの意思によるものではなく、物理的な偶然によるものだからだ。

もしも何者かが配置したのであれば、もう少し華々しく面白いものになったのではあるまいか。
「ワシはここにおるぞ。くやしかったら来てみろ、同じことをやってみろ」というような意思表示が見て取れるような……。

そうだなぁ、スペクトルの同じ恒星が5個とか6個とか、同心円状に並んでローゼット(ロゼット型)になっているとか。
可視光領域のゆっくりとしたパルサーとか。
天の半分は星がまったくなくて真っ暗で、残り半分に星が密集しているとか。

……なんてことを考えながら星空を見ていると、やっぱり、人類は孤独なのかも知れないと思えてくる。
きっとどこかに、同じように星空を見上げている知的生命体はいるだろう。
だが、彼とワシとの間には、簡単にはわたることのできない深淵が横たわっている。

……なんてことを考えながら星空を見ているワシが持つリードを、こんが引っ張る。
イヌとヒトの間にも、星についての考え方に関しては、やはり深淵が横たわっている。
あたたかい陽だまりの芝生とか、フライドチキンなんかに関しては、同じ考えなのにね。

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