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2011/12/12

SOS原子力旅客機

1964年のSFドラマ(というか人形劇?)「サンダーバード」第1話のDVDを見た。

原子力旅客機の着陸脚に爆弾が仕掛けられ、着陸すると爆発し、周囲を汚染するおそれがある、という緊急事態に、国際救助隊が出動する話だ。

ロンドン発東京行き(!)のこの旅客機の燃料は原子力だから、滞空するだけなら6ヶ月もつが、放射線シールドが2時間しかもたず、乗員乗客が被曝する。
ちなみに、放射線シールドとして、普通はぶ厚い鉛板を用いると思うが、それでは重くて飛べないので、2時間しかもたない別の素材を使っているのだろうね。

いやはや、SFサスペンスとしては、ちゃんと考えられた設定だが、そんな危険な乗り物に運行許可が下りるはずないよねえ。

国際救助隊の創設者、元宇宙飛行士のトレイシーさんは「あれは素晴らしい飛行機だ」とか言っていたが、当時は「原子力=素晴らしいモノ」だったのだ。

もちろん、その後、原子炉は危なすぎる上に重すぎるので、飛行機に使うことなど誰も考えなくなった。

あと何年かしたら、原子力を発電に使うことも、危なすぎる上に経済的に割に合わなくて、誰もやりたくなくなるのではないだろうか。
核兵器の原料が欲しい輩を除いて。

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