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2011/12/06

足尾往還で不可能事を知る(4)

不可能となったことを並べ立てるのもこれが最後。
不可能と言ってもあんまりネガティブでないのは、読んでいただければわかるとおり。
まぁ、人生とはそういうものだから仕方がない。
不可能なことが増えるのは当然なのだから、無理をしないようにしようと反省・自戒するための記事である。

……ということで、調査を終えて山を降りてからの話。

川原にぐるりとテントを張って、その真ん中に石を組み、焚き火を囲んだのは昔の話。
山中の駐車場に車を駐め、焚き火台を置いて持参した薪やそこいらの枝を燃やして暖をとる。
料理は、炭火で魚や肉を焼いたり、ガスコンロで鍋ものを作ったり。

調理しつつ飲む。
焼けたり煮えたりしたものを回し、酒瓶を回す。

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上の写真は一晩明けた朝の様子で、寒いので再び焚き火をしているところ。

キロ単位で肉を食って酒を飲んで歌い、朝には灰のまわりにビールの空き缶や一升瓶やワインやウイスキーのボトルがごろごろしているような光景は、ここ10年以上見られない。
もはや、夜更けまで飲み食いすることなど不可能だ。

年寄りはちょっと飲むとすぐに眠くなってしまうのである。
それに、ちょっと食べると腹がいっぱいになってしまうし。

そういうわけで、オリオン座が頭上高く上るころには、そろそろ寝ようか、ということになる。

オールシーズン用の寝袋を二重にして寝る。
若いころには暑いので靴下を脱いだりしたものだが、今やオーバーズボンを穿いたまま寝ようかどうしようか悩むくらい寒がりになった。
自由の利かない寝袋で寝ることに逆に開放感を感じていたのも昔の話で、布団の重みが欲しかったりする。

そしておまけに、オシッコに起きずに朝まで過ごすことなど不可能となってしまったのだった。

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