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2011/12/20

自炊覚え書き

自炊している(手持ちの書籍などから自前で電子書籍をつくっている)と話すと、いちいち本を開いてスキャンするのは大変でしょう、と言われる。
皆さん、フラットベッドスキャナ(とか複合機とか)でのスキャニングを想像するようだ。

いやいや、そうではなくて裁断機でばっさりと背を切り離して、ドキュメントスキャナで一気に100ページくらい読み込んでPDFにしちゃうんですよ、と言うものの、やはり口頭での説明で難しい。
そこで、自炊の過程の写真を載せておこうと思う。

まず、裁断機(断裁機)。
コストパフォーマンスを考えて、プラスの PK-513L を買った。

Pc180306s

100ページを超えるA4判書籍をばっさり断裁できるので、どっしりしている。
重さが 13kg あることはスペック表を見てわかっていたが、ハンドルの高さが 435mm にもなることは失念していた。

Pc180307s

こんな具合なので、購入を考えている人は、置き場所を確保しておく必要がある。

また、中綴じ製本などに使われている綴じ金具(ホチキスの針のようなもの)を断裁してしまうと、刃がこぼれるので要注意。
ちなみにワシは自炊初日に調子に乗って中綴じの雑誌を金具もろとも断裁してしまい、刃の一部が欠けてしまった。

次のように、LEDで断裁位置(カットライン)を表示することができるので、針に刃がかからないか、必要なコンテンツが欠けてしまわないか、確認しよう(次の写真の印刷物は今は珍しくなった平綴じである)。

Pc180308s

ちなみに、糊(ホットメルト)で綴じている無線綴じなら、背から 5mm 程度のところで断裁すれば簡単だ。
ペーパーバックなら、140ページあってもこのとおり。

Pc180312s

断裁してページをばらばらにしたら、ドキュメントスキャナにかける。
ワシは一挙に50枚(100ページ)セットできる富士通(PFU)の ScanSnap S1500 を使っている。

Pc180300ss

シートフィーダやトレイを全部畳んでおくとこんな具合で、コンパクトである。
シートフィーダを開くとスイッチが入る。

Pc180301s

展開するとこんな具合。
原稿を上のシートフィーダにセットし、青く光っているスキャンボタンを押すと、あらかじめ PC で設定したモードでスキャンして PDF ファイルを作成する。

読み取りモードは、カラー/モノクロ、両面/片面、解像度などいろいろ設定できる。

断裁した本は、セットして読み込むのにそれほど手間取らない。
スミ1色の印刷でも、写真があるページはモノクロではなく、グレースケールで読み込むなど、多少は試行錯誤して確認することが必要だ。

ワシは、書籍以外に手書きのメモやらガリ版刷りのわら半紙やら、変色して臭くなって捨てたいけれど重要な情報が載っていたり懐かしかったりする文書も電子化している。

裏返しにセットしているので真っ白けだけど、こんな具合。
多少黄ばんでいても、しわや折り目があっても、なんとかなる。

Pc180302ss

B5 判や A3 判のプリントなどの場合、「A3 キャリアシート」を使うと、見開きの画像になる。

Pc180303s

こんなに変色していても、印刷がくっきりしていれば、問題ない。

Ski_doc

ちなみに、これは 35 年も前に「ボールペン原紙」に書いた原稿をわら半紙に孔版印刷したものである。

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