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2011/11/29

幻日を見た

2011年11月27日(日)15時ごろ、幻日(げんじつ)を見た。

足尾からの帰り道、5時間におよぶロングドライブも終盤、国道246号に入ったところで渋滞につかまった。
御殿場市街からの渋滞で、クルマはなかなか進まない。
進行方向は南西で、午後の太陽の光がまぶしい……いや、まぶしかったのだが、薄い雲が広がっていて、その雲越しの光なのでさほどまぶしくない。

よく見ると、太陽の周りに暈(かさ)がかかっている。
日暈(にちうん)という現象で、空を見上げる習慣が付いていると、さほど珍しくもない。
夜には、月の周りに暈がかかっているのをよく見かける。

ふむふむ、日暈だなぁ、と見ていたら、太陽と同高度に虹のかけらのようなものが見えた。

Pb270290s

うーむ。この写真ではよくわからんなぁ。
拡大して見ると、外側が紫、内側が赤の短い虹のように見える。

Pb270292s

太陽の手前の薄い雲は、空高く浮かんでいる小さな氷の結晶である。
太陽の光がその結晶を通るとき、特定の角度で反射するので、そこに太陽があるように見えるのだ。
そして結晶がプリズムの役割をするため、太陽の光は虹の七色に分解される。

幻日はたしか、太陽の両側に見えるはずだ。
そう思ってよく見ると、右側にも薄いが幻日があった。
クルマのピロー(支柱)で太陽を隠すようにして撮ってみたのが次の写真である。

Pb270295s

クルマのフロントガラスやバイザー越しでわかりにくいので、補助線を入れてみた。

Pb270295d

渋滞の中を少し進んでは写真を撮り、また進んでは眺め、ということを繰り返しているうちに渋滞を抜け、快適に走れるようになった。
雲が厚くなり、太陽が傾いたこともあって、幻日と日暈はいつの間にか消滅していた。

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