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2011/11/02

自炊に挑戦する

増え続ける本、本の重さが原因かどうかわからないけど傾く家、デカくなったけど出て行かない子供、増やせない本棚、不足する収納スペース、古くなってアレルギーを誘発するページ、老眼には辛い(若い頃は平気だった)小さな活字、古本屋では引き取ってくれない本、でも資源ゴミには(そのまま)出したくない本。

そうした問題を一挙に解決すべく、自炊することを決意した。
自炊とは、手元の書籍を自分の手で電子化することである。

具体的には、本を裁断し、ドキュメントスキャナで読み込んでPDFファイルとして保存するのだ。
結局は資源ゴミになるわけだが、空間的なスペースをとらず、いつでも読める状態になるので、さほど心は痛まない……と思う。

自炊するには、それなりの準備が必要だ。
東京なら裁断を請け負うサービスもあるようだが、地方都市では配送やら何やらの手間がかかるので、これも自前でやることにした。
裁断機はプラスの PK-513L、ドキュメントスキャナは ScanSnap FI-S1500 を購入。
合わせて6万円強の買い物だ。
費用はこんなものだろうと思っていたが、誤算は裁断機の大きさ。
A4判であることは承知していたが、レバーが大きく上に跳ね上がることを失念していた。
とりあえず、使用する度に箱に戻しているが、ちょっと面倒である。

それはさておき、「誠 Biz.ID」の記事を参考に、文庫本を読み込んでみた。
古くて字が小さくてページが黄ばんだ『2001年宇宙の旅』である。
多少まごつくこともあったが、苦労するということもなく、PDFファイルにできた。

まごついた点としては、100ページ前後ずつ読み込むとき、どういう順にスキャナのシートフィーダにセットすればよいのか、ということだ。
スマートフォンでも読めるようにと、余白をカットしたら、3ページほど、文字が欠けたところもあった(目次なので問題ない)。

PDF ファイルにしてから、OCR 機能を用いてテキストを抽出した。
テキストデータは画像データと一緒に PDF になっているので、検索すると該当部分がハイライト表示される。
これで、『2001年宇宙の旅』の何箇所に「モノリス」という言葉が出てくるかもわかる。

カバーは本文とは別にカラー設定で読み込み、あとで本文と結合して1ファイルにした。
カバーを1ページ目にしておくと、ファイルを一覧表示したときに、カバー画像がサムネイル表示される。
古い文庫本なので、『2001年宇宙の旅』のカバー画像は、映画のワンシーンである。

PDF ファイルの結合は、ScanSnap に添付されていた Adobe Acrobat 9 Standard を使って簡単にできる。
Acrobat が付いてくるのも、ScanSnap の魅力の一つである。
ちなみに、Windows 7 の場合、Acrobat 9.2 にアップグレードする必要がある(無償)。

よし、これで自炊の要領がわかった。
これから、捨てられない古い本をどんどん電子化してやろう。

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