負けるなオリンパス(の社員)
オリンパスの株価が下がり、会社のしての評判も落ち、なんだか酷いことになっている。
中学生のときに買ってもらった PEN EE-2 のころからのオリンパスユーザーで、OM-1 を持って山に登り、アラスカには OM-2 を持って行ったワシとしては、とっても残念である。
子どもが生まれてからは初期のオートフォーカスコンパクトカメラを買い、成長したらズーム比の大きい L-3 を買った。一眼レフではなかったのは、ビデオと両方持ったときに、すばやく操作したいからである。
子ども手当てが支給されたときに初めて買ったデジタルカメラもオリンパスだったし、長らく E-20 を使って花や昆虫を撮り、ムスメやカミさんが使ってみたいというので PEN P-E2 も買った。
今年に入って買ったのも OLYMPUS TOUGH TG-810 だ。
何がそんなに気に入っているのかというと、明確なコンセプトと手になじむ感じかなぁ。
開発者のこだわり、というか、こんなふうに使って欲しいという思いも伝わってくる感じがする。
そういえば、(TVの報道でだが)オリンパスの内視鏡を使っている医者が、手になじむんですよ、と語っていた。
ワシが自分の声帯や気管支を見せてもらった鼻から入れる内視鏡もオリンパスだったし、毎年食道や胃や十二指腸を見せてもらっている内視鏡(こっちは口から入れるやつ)もオリンパスだ。
ここ数年、仕事上カラーユニバーサルデザインにかかわっていて、カメラメーカーで最初に CUDO の認証を受けたのがオリンパスだと聞いた。
そんなふうに、製品を作り、販売し、宣伝している社員が頑張って培ってきた評判を、マネーゲームに失敗した経営陣が台無しにしちゃった、ということだろうか。
負けるな、オリンパスの社員の皆さん。
ワシはきっと、次に買うカメラもオリンパスだろう。
ひょっとすると、ワシではなくてムスメかもしれないが。
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