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2011/09/15

スリーマイルの後、地球人は核エネルギーから脱した

……という話が、アシモフの「銀河帝国興亡史」のその後のシリーズにあったなぁ、と思って、探してみた。

ファウンデーションが「幻の始祖の惑星」である地球を探索する話だったかな、と思って『ファウンデーションと地球』を読んだが、地球は放射能まみれになっているだけだった。

……ということで、「銀河帝国」前史にあたるもの、というか最後のロボットものというか、『ロボットと帝国』(1985年)を読んでみた。
あぁ、こっちだったね。

309ページで地球政府のエネルギー庁次官が R(ロボット)・ダニールにこう話している。

「それはある〈事故〉の現場として絶えず登場してきて、地球人が核分裂をエネルギー源として使うことを永久に拒むようになったのはその〈事故〉のせいだというの。そこは、スリー・マイル・アイランドと呼ばれている」

……現実には、スリーマイルの事故の後でも、チェルノブイリの事故の後でも、地球人は核分裂エネルギーを使い続けた。そして、フクシマの事態を招いた。

もしもアシモフが生きていて 3.11 を知ったとしたら、いったい何と言っただろうか。

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