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2011/09/25

台風の後

今日25日、ようやく洗車した。
昨日洗車する予定だったが、スマートフォンを買いに行ったりしたものだから、時間がなくなってしまった。
台風15号で潮水混じりの雨を浴びてクルマがぬるぬるになっていたので、早いうちに洗車しなくては、と思っていたのだ。

海からは5kmほどあるのだが、台風の時には必ず潮っぽい雨水を浴びる。
おかげで、庭のカツラやエノキの葉はすっかり茶色に変色してしまっている。

一昨日・昨日と、やはり潮水を浴びて居場所がなくなったせいか、いつもは見かけないカツラの枝にアマガエルがいた。

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カツラの枝の表皮は灰色だが、緑の匂いがするのか、アマガエルは緑色のままだ。
ちなみに、アマガエルの向こうの茶色の影は、後片付けする近所の人を観察するこんである。

潮水を浴びたからか、風のせいか、イラガの幼虫が庭のあちこちにいた。
中には小さく縮んで死んでいるものもいたから、やはり潮水を浴びてびっくりして葉から落ちたのだろうか。

明後日の埋め立てごみの収集日に、どこかのお宅から飛んできた波板のかけらなどを出せば、台風の後始末は終わるだろう。

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連休中日にスマートフォンを買った

世間は三連休だったが、金曜日は出社したので、ワシにとっては普通の土日休みだった。
土曜日の午前中に日用品の買出しに出掛けたとき、道も店も、いつもの土曜日よりも空いているなぁ、と思った。
あ、そうか。世間は三連休の中日(なかび)だから、買い物に出掛ける人が少ないのだ。

ならば、ドコモショップへ行く好機ではないか。
仕事上、そろそろスマートフォンが必要だなぁ、と思っていたのだ。
スマートフォン向けの商品開発を考えろ、と言われて勉強はしていたのだが、自分で持っていないためイマイチ理解できないところがあった。
3年使った携帯電話もヒンジやコネクタのカバーに傷みが来ていたので、買い替え時でもあった。

種々の理由から、キャリアはドコモに限られる。
で、機種はどれにするか?
ドコモだと Android だから、スマートフォンとしての基本機能にさほど違いはない。
すると、付加機能で選ぶことになる。

散歩中に雨に遭ったり、山に持って行ったりするので、防水が望ましい。
おサイフケータイとしても使う。
ワンセグは無くてもいい。災害時などにはあれば便利だが、それだけバッテリーを食うだろう。
カメラ機能も、お散歩カメラは別にあるから、それほど重視しない。

……ということで実機を触ってみて、店員の意見も聞き、F-12C に決めた。
防水でおサイフケータイ機能がある。
カメラは810万画素。
ワンセグなし。

ワンセグも見られる MEDIAS WP N-06C も考えたのだが、薄くて持ちづらいように思った(個人の感想です)。
バッテリーの持ちも F-12C よりも良くないそうだ。
価格差も1万円近くあったし、何より F-12C は手になじむように感じたのが決め手になった。

本当は、耐衝撃性能も欲しかったのだが(au の G’zOne IS11CA みたいな)、まぁワシも若くないので無茶なところに出掛けることもなかろう。

自宅では Wi-Fi 接続で使うので、料金プランはとりあえず「パケホーダイ・ダブル2」にしておいた。
1~2ヶ月使用してみて、上限に達するようだったら「パケホーダイ・フラット」にしようと思う。

……ということで、Wi-Fi につないだり(これは AOSS で一発)、iD や Edy の機種変更をしたり、ウイルスバスター for Android の試用版をインストールしたり、といろいろいじっているうちに、夜中になってしまった。

なにしろ、機種変更するには旧機種で預けて、新機種で引き取る、という作業をしなくてはならない。
旧機種でも新機種でも(機種、というのはなんとなく変だね)、FOMA カードが必要になる。
そのたびに、FOMA カードを差し替えなくてはならない。
面倒至極だが、どうにかやり終えた。

しかし、これからいろいろ勉強しなくてはならない。
スマートフォン向けのサイトやコンテンツの試作に到達するのはいつのことやら。

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2011/09/21

台風15号が駆け抜けて行った

台風15号の接近に伴い、朝から激しい雨。
昼ごろから風も吹き始め、交通機関の運休対策として、会社は業務を半ば停止。

14時ごろ、台風15号は浜松に上陸。
いま帰ってもずぶ濡れになるだけだから、通り過ぎるまで待とう、と、仕事を続けた。

17時ごろにはものすごい風で免震構造のビルが揺れる、揺れる。
PC の画面に向かっていると船酔い状態になるし、書類を書こうとしても文字がゆがむ。
その上停電して PC が落ちる。

18時ごろ雨が止んだので、まだ風は強かったけれども帰宅。
駐車場に向かう途中で風に足をすくわれそうになった。
帰宅経路上に橋があり、その川は氾濫警戒水位を超えているのでちょっと不安だったが、そのあたりは停電で街灯も信号も消えていて、川面を気にする余裕もなかった。

夕食後、散歩に出かけた。
まだ風が吹いていたものの、雲の切れ間から星が見えた。
すると、公園付近の街路は雨風に叩き落された葉や枝だらけ。
大きな枝が折れている木もあった。

……のみならず、根こそぎ倒れているエゴノキもあった。

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怖いので自宅の庭はまだ見ていないが、どのような被害があることやら。

さて、公園に珍しい鳥がいた。

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レベル補正したのでナイトビジョンのようになってしまっているのでわかりにくいだろうか。
セイタカシギである。
まさか、台風と一緒にやって来たわけではあるまいが。

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2011/09/19

読書の半分は漫画

昨日、散歩用の軽登山靴を買いに行ったついでに本を買って、昨日・今日のうちに読んでしまった(今日は出社したので昼休みに)。

星野之宣の『星を継ぐもの』は、ジェイムズ・P・ホーガンのSFを漫画化したものである。
月面で宇宙服を着た死体が発見される。
しかもその死体は、5万年前のものだとわかった。
「チャーリー」と名付けられた死体は、果たして人類(ホモ・サピエンス)なのか?
人類だとしたら、月面で何をしていたのか?
……という謎解きを軸に据えたSFミステリである。

冒頭、科学者のハントが国連宇宙軍のコールドウェルと出会うところで、おや、と思った。
星野之宣は、コールドウェルを女性に変えている。
しかも月面に向かう途中に、ニールス・スヴェレンセンと出会っているが、壮年ではなく老人である。
それに、ホーガンの原作では、スヴェレンセンやヴェリコフは『星を継ぐもの』ではなく、シリーズ3作目の『巨人たちの星』で登場する人物だ。
ふーむ、原作をちょっと翻案して、『星を継ぐもの』の謎解きと『巨人たちの星』の陰謀を同時進行させようとしているのだね。
となると、2作目の『ガニメデの優しい巨人』の宇宙船シャピアロン号やガルース司令官やコンピュータのゾラックも、割と早いうちに登場するのかな。
どんなふうに描かれるのか、ちょっと楽しみである。
シャピアロン号と同型の宇宙船は少し描かれているけどね。

ムスメが面白そうだと買ってきた、宮下裕樹『正義警官モンジュ』もさくっと読んだ。
主人公?のモンジュは警官ロボットだが、エリートコースを外されて田舎の派出所に左遷されたことをグチグチと悩んでいる。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』のマーヴィンかよ!
モンジュのエネルギー源は原子力で、プロトタイプであるモンジュの後継機種は事故を起こして石棺に閉じ込められている、と設定はスゴイねぇ。
単行本の発刊が2005年だから、1995年の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故後、再稼動に向けて動き出したころである。
……皮肉かな?

北林一光『ファントム・ピークス』は、ミステリ(推理小説)かと思ったら、ディザスター(災害)小説だった。
災害といっても、噴火や地震ではない。
自然というものは常に優しいわけではない。
そして自然の中の人間というものは、か弱い大型哺乳類の一種に過ぎないのである。

……と思い知らさせるあたりを昼休みに弁当を食べながら読んだ。
血なまぐさいのが苦手な人はマネをしないように。

……というわけでこのところ読んだ本は、半分がた漫画だなぁ。

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2011/09/15

ナミアゲハ、夏型最後の羽化

朝、庭のルー(ヘンルウダ)にアゲハチョウがいるのをカミさんが見つけた。
よく見ると交尾している。

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右側に抜け殻となった蛹が見えるので、この蛹から羽化したばかりのメスのところに、オスがやってきたのだろう。
オスの羽はボロボロである。

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ナミアゲハの羽化としては、おそらくこれがこの夏最後だろう。
このメスが産んだ卵から孵った幼虫は、ゆっくり育って蛹で冬を越すはずだ。

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スリーマイルの後、地球人は核エネルギーから脱した

……という話が、アシモフの「銀河帝国興亡史」のその後のシリーズにあったなぁ、と思って、探してみた。

ファウンデーションが「幻の始祖の惑星」である地球を探索する話だったかな、と思って『ファウンデーションと地球』を読んだが、地球は放射能まみれになっているだけだった。

……ということで、「銀河帝国」前史にあたるもの、というか最後のロボットものというか、『ロボットと帝国』(1985年)を読んでみた。
あぁ、こっちだったね。

309ページで地球政府のエネルギー庁次官が R(ロボット)・ダニールにこう話している。

「それはある〈事故〉の現場として絶えず登場してきて、地球人が核分裂をエネルギー源として使うことを永久に拒むようになったのはその〈事故〉のせいだというの。そこは、スリー・マイル・アイランドと呼ばれている」

……現実には、スリーマイルの事故の後でも、チェルノブイリの事故の後でも、地球人は核分裂エネルギーを使い続けた。そして、フクシマの事態を招いた。

もしもアシモフが生きていて 3.11 を知ったとしたら、いったい何と言っただろうか。

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2011/09/12

彼岸花が咲いた

夜の散歩に出たら、穂の垂れかけた田んぼのあぜに、ヒガンバナが咲いていた。
まだ日中は暑く、夜になっても歩いていると汗ばむが、夜明けには冷える。
そういう温度差から秋を感じるのか。
あるいは、日々短くなる日長に反応するのか。
とにかく律儀に、彼岸のころ、ヒガンバナは赤い花を咲かせる。

昨日は 9.11 ……同時多発テロから10年、東日本大震災から半年経った。
そんな日に、大量にイラガを殺した。
例によって庭のカツラや玄関先のアカメガシワに大量に発生したからだ。

高枝切バサミで枝ごと切っては、トーチ(カセットバーナー)で焼いた。
ウチではトーチが大量破壊兵器なのである。
……が、大量破壊兵器で殺すのが嫌になって、コンポスト(堆肥化容器)に枝ごと入ってもらうことにした。

おそらく三桁の殺戮の挙げ句、コンポストの脇のミョウガの根元を探ってミョウガの芽(花の芽)を採集。
夕食の蕎麦の薬味にした。
コンポストに積んだ落ち葉や草や生ゴミや虫が堆肥になり、その栄養でミョウガが育つ。
そしてそのミョウガをウチの家族がいただく。
生命の連鎖である。

ちなみに、8月27日に庭でシジュウカラが騒いでいるので何だろうと思ったら、イラガの繭を探して、中の蛹を食べていたのだった。
シジュウカラはイラガの天敵なのである。

カツラの枝の下に、イラガ(アオイラガ)の繭があった。

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上のほうの、真ん中にギザギザの穴が開いている繭が、シジュウカラが中身を引っ張り出した跡である。
下のほうの、上側に丸い穴が開いている繭は、成虫が普通に羽化した跡だろう。
その成虫が産んだ卵から孵った幼虫を、昨日ワシがせっせと退治したわけだ。

しかし、必ずワシが見逃した幼虫がいて、それが繭を作り、シジュウカラも見逃した幸運なヤツが冬越しするだろう。
そしてまた来年、ワシは大量殺戮をやらさせる羽目になるのだ。

これもまた、同じ土地に棲む敵対的な生命体の宿命である。

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2011/09/09

「放射能」をなくすには

東日本の日常生活に常に影を落とす、「放射能」。
その「放射能」をなくす方法はただ一つ、待つことだけだ。

もう30年以上も昔だが、大学生のとき、放射線生物学の最初の講義で「放射能という言葉は使うな」と教わった。

「放射能」とは、放射性物質が放射線を出す能力のことである。
だから、「放射能漏れ」ではなく「放射性物質漏れ」または「放射性物質による環境汚染」と言うほうが正しい。
人体に有害なのは「放射能」ではなく、放射性物質が放出する放射線である。

このへんが曖昧になるので、特にマスコミは「放射能」という言葉は使わないほうが良い。
このブログでは、「放射能」は本来の「放射線を出す能力」という意味に用いている。

さて、放射性物質は、放射線を放出すると放射能を失い、安定した物質になる。
問題は、環境中に漏れ出した放射性物質が放射能を失うまでに、ある程度時間がかかることだ。
放射性物質の塊から放出される放射線の量、あるいは放射線を放出する能力(放射能)が半分になるまでの時間が、半減期である。

半減期は、いわば放射性物質の平均寿命であって、半減期を過ぎれば安全、というわけではない。
放射能が千分の一になるまでの期間を計算して、8月31日の記事「半減期」に載せた。
半減期30年のセシウム137なら、放射能が千分の一になるのは300年後である。
半減期2万4千年のプルトニウム239なら、千分の一になるまで約24万年かかる。

福島第一原子力発電所から放出され、雨とともに降下した放射性物質は、福島のみならず、西は静岡まで、土壌や作物、森林や動物たちを汚染した。
何らかの除染を行わなければ、降下した放射性物質は、水の循環や食物連鎖を通じて拡散し、あるいは濃縮されつつ、長期間、環境を汚染し続ける。

故郷から離れざるを得なくなった人たちが、一刻も早く戻れるようにするには、手間のかかる除染を行わなくてはならない。
……そろそろ、子育ての終わった中高年の出番かなぁ。
もう子どもは作らないから生殖腺の放射線障害を気にしなくて良いし、20年後のガン発症確率が上がるといっても、発症後の寿命も限られているし。
瓦礫除去などの力仕事はできなくても、水や粘土(ゼオライト)を用いた除染作業ならできるだろうから。

そうした除染作業を行なっても、放射性物質がなくなるわけではない。
土壌やプールの水の中の放射性物質は粘土などに吸着されて、環境から取り除かれる。
ということは、今度はその粘土を低レベル放射性汚染物質として、環境から隔離して保管しなければならない。
……百年か、千年か、万年か……。

「放射能を早くなくすことはできないの?」とカミさんに訊かれた。
「ないね」とワシは答えた。
「放射能を食べる細菌とか居ないの?」
「細菌は放射性同位体かどうか区別せずに食べるだろうけど、食べたからといって放射線が出なくなるわけじゃないよ。放射性物質に汚染された細菌になるだけだし」
「科学技術を駆使しても、何とかならないの?」
「SF的な解決法になっちゃうね……」

SF的な解決法は四つある。

(1)放射性の汚染物質を、ステイシス・フィールドに閉じ込める。
ステイシス・フィールドは、その内部の空間の時間の経過を止める架空の技術だ。
時間を止めてしまえば、放射性物質は崩壊せず、放射線も出てこない。

ただし、ステイシス・フィールドを海岸近くに作ると、津波でフィールド発生器が全電源喪失したら、フィールドが消えて放射線が放出される。
科学技術に頼った場合、絶対に安全と言えないことは、3.11が実証済みだ。

(2)放射性の汚染物質を、時間加速フィールドに閉じ込める。
ステイシス・フィールドの逆で、内部の空間の時間の経過を早くする、これも架空の技術だ。
時間の経過を100倍にできれば、セシウム137の放射能が千分の一になるまで、3年待てば良い。

ただし、放射線の総量も100倍になるから、抜本的な解決策とは言えない。
だいたい、時間の経過を早くする方法がわからない。

(3)宇宙に持ち出し、太陽とか月の裏側とかに捨てる。
ロケットの打ち上げに失敗したら、またもや広範囲が汚染されてしまう。
宇宙エレベーターの実現を待ったほうが良いか。

最初から、原子力発電は地球生態系の中でなく、宇宙空間のみで使用を許可すれば良かったのに。
宇宙空間では、太陽放射線や宇宙線などの「自然放射線」が半端でないから、原子炉がメルトダウンしたところで大した影響はない(地球の重力圏でなければ、の話。よく考えたら、メルトしてもダウンしないし、水を使って冷却することもないか。原子炉が暴走したら、太陽に向けて飛ばしちゃえばいいし)。
もっとも、地球近傍は太陽エネルギーが豊富だから、木星以遠などの深宇宙まで行かないとコストメリットが出てこないかな?

……何だか原子力発電って、地に足の着いていない、それこそSF的な技術なのか、という気がしてきた。

(4)レーザー核融合炉で燃やしてしまう。
これは使用済み燃料などの処理方法として、現実に検討されている方法だ。
『日経サイエンス 2011年7月号』の記事「今だから考える エネルギー技術 7」参照のこと。

問題は、何十年も研究が続けられているものの、いまだにレーザー核融合で「点火」することに誰も成功していないことだ。

……まったく、厄介なことをしでかしてくれたもんだ。
「放射能」をこれ以上増やさないようにする最も良い方法は、一刻も早く原子力発電を止めることだ。
「いまのところ」環境を汚染していない使用済み核燃料が、確実に増えつつあるのだから。

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2011/09/05

自然災害と人為災害

台風12号はようやく温帯低気圧に変わったが、猛威を振るい続けている。
増水した川に家が流され、土台だけが残っている光景をテレビで見ると、半年前の津波被害を思い出す。

津波はほぼ自然災害だが、台風はどこまで自然災害なのだろう? 
地球温暖化によって、台風の数が少なくなる反面、個々の勢力は大きくなるであろうことは、以前から予測されていた。
気温が高くなって台風に熱エネルギーを提供し、暖かい海面からは大量の水蒸気が提供される。
……それが大雨をもたらす。

急激な温暖化は、地球の恒常性(ホメオスタシス)を乱し、地球上の生き物たちにとって暮らしにくい環境となる。
「今回」の温暖化は、「前回」、5600万年前の温暖化よりも急激で、大層辛いことになりそうだ(日経サイエンス2011年10月号「哺乳類の祖先を襲った温暖化」)。

地球温暖化の「救世主」として喧伝された原子力発電は、また別の人為災害をもたらした。
地震と津波という自然災害に対する防備が不充分だったから、電源喪失、メルトダウンに至ったのか。
地震対策、津波対策が充分ならば、メルトダウンは絶対に起きないのか。

いや、そんな単純なことではあるまい。

航空機や徹甲弾にも耐えられるのか(劣化ウラン弾を衛星軌道から落とす、という物騒な話が『死都日本』に登場する)。
そんな乱暴な方法でなくても、文字通りソフトに、コンピュータウイルスを仕掛けて原子力発電所を機能停止させることもできるそうだ(日経サイエンス2011年10月号「ハッカーが狙う大停電」、ITMedia「Check Point Experience Report:原発を乗っ取るコンピュータウイルスはどう侵入したのか」)。

自然災害のみならず、このような人為災害にまで対処しなければならないし、その後始末までしなければならないのだが、そのコストを正しく算定した人は誰かいるのだろうか?
経済効果を考えるときには、そういうコストは無視しても構わないのだろうか?

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2011/09/03

TG-810 のスーパーマクロ

夜の散歩に TG-810 を持って行く」に書いた TG-810 のスーパーマクロで昆虫を撮ろうとしたが、うまく行かなかった。
オートフォーカスでピントが合わないのだ。
↓こんな具合である。

P8280071ss

ヤブガラシの花にやってきたアシナガバチを撮ろうとしたのだが、後ろのほうのヤブガラシの葉にピントが合っている。
液晶モニタでは、上の写真のように緑色の枠が表示されて、ピントが合ったことを示していた。
カメラが自動的に枠の部分がピントを合わせるべき場所と判断してしまうのである。

なぜだろうと設定を見直してみたら、AF方式のデフォルト設定が「顔検出・iEPS」となっていた。
撮影範囲に人の顔があれば、そこにピントを合わせる。
顔が見当たらなければ、カメラが適当に対象を選んでピントを合わせるのだそうだ。

上の写真の緑色の枠の部分は、「顔」なのだろうか、それとも「適当な対象」なのだろうか?

そこで、AF方式を「スポット」に変更した。
これで、画面中央に表示される枠内の被写体にピントが合うようになる。
試しに、手をいっぱいに伸ばして、片手でヤマトシジミを撮ってみた。

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これなら、ピントが合う。
なお、このときの絞りは f/4.7、シャッタースピード 1/40秒なので、デフォルト設定だとストロボ(フラッシュ)が発光してしまう。
ストロボを使いたくないので、フラッシュモードを「発光禁止」にしてある。

このようにAF方式やフラッシュモードを変更しても、「リセット」するとデフォルト設定に戻ってしまう。
お気に入りの設定を記憶する「プリセット」機能があると良かったのだが……。

設定といえば、デフォルトの画像サイズは「14M」つまり 4288×3216ピクセルで、圧縮モードはノーマル(標準画質)となっている。
このとき、ファイルサイズは約3MBである。

取扱説明書によれば、「14M」はA3判のプリントに適したサイズとのことだが、それほど大きく引き伸ばすことは、まずない。
その下の画像サイズの「8M」つまり 3264×2448ピクセルにして、圧縮モードをファイン(高品質)にしても、ファイルサイズは約3MBである。

試しに、画像サイズ「8M」、圧縮モードを「ファイン」にして、ヤマトシジミを撮ってみた。

P9020103ss

この写真はブログ用に縮小してしまったのでわからないが、原寸で見ると、当然だが「ファイン」のほうがノイズが小さい。
普通に撮るなら、画像サイズを小さくして、圧縮モードを「ファイン」にしたほうが良いようだ。

ところで、上の写真を原寸に拡大して見ていたら、矢印の部分が気になった。
ヤマトシジミが止まっているコブナグサの裏側に、何かいる。
何か昆虫の腹らしきものが見える。
いったい何なのだろうか。
きっとコブナグサを食害するグロテスクなやつだろう。
見たいような、見たくないような。
見ても、ブログには載せられないだろうなぁ。

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