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2011/07/15

問題点探索が不具合解決の(ほぼ)すべて

「昨日から、DTP用のカラープリンタで印刷できないんです」という報告を受けたのが、昨日の午後イチ。
2台あるカラープリンタのうち、一方からだけ印刷できない。
ネットワークに問題があって印刷できません、というダイアログが出るが、エラー警告の文面は参考にするものの、信用しないことにしている。
警告はコンピュータが気づいた直接の原因を述べているだけで、「本当の問題点」を指摘してくれるわけではないからだ。

隣の島(長ーいデスクなのだ)のワシの PC からは、問題なく印刷できる。
同じ島の人たちに確認すると、印刷できる人とできない人がいる。
印刷できない PC をよく見ると、Windows 2000 だ。

驚くなかれ、まだ Windows 2000 が現役なのである。
一般企業とは、そういうものだ。

ワシの PC は Windows XP なので、OS の違いが関係するのかも、と思った。
ところが、印刷できない Windows 2000 と同じ島では、印刷できる Windows XP もあり、印刷できない Windows XP もあった。

ということは、OS の問題ではない。
2台のプリンタのうち一方からは印刷できるし、社内ネットワークにも問題なく接続しているから、ケーブルやハブなどのネットワーク機器の不具合でもない。
印刷できない PC からも、プリンタに接続したプリントサーバ(Buffalo LPV2-TX1)に ping が通る(ネットワーク越しに応答がある、ということだ)。

こうなると、不具合が起こっている PC では、何かシステムの設定変更があったのではないか、と疑いたくなる。

とりあえず、Windows のプリンタ問題のトラブルシューティングに従って、プリンタを削除し、再インストールする。
駄目。

もう一度プリンタを削除し、ドライバを入れ直して、再インストール。
駄目。

Windows のトラブルシューティングの次のページには、Print Spooler サービスを止め、システムフォルダ内のデバイスドライバを削除してみろ、とある。
ここで非常にイヤな予感がした。

サービスを止めたりとか、システムフォルダ内のファイルを削除したりとか、そういった操作をしなくてはならなくなったら、事態は悪いほうに向かっていると思ったほうが良い。
これは何度もサーバをクラッシュさせたりネットワークを止めたりしてしまった経験がささやくものだ。

でもまぁ、1台の PC だから何とかなるだろう、と、Print Spooler サービスを止め、自動起動しないように設定してから PC を再起動し、システムフォルダ内のドライバを削除した。

プリンタを再インストールしたが、駄目。
それだけでなく、ふつうに印刷できていたプリンタも、ドライバを削除したために使えなくなってしまった。

泣く泣く、計3台分のプリンタドライバを再インストールした。
その際、Acrobat 7 のアップデータが勝手に起動することに気づいた。
犯人は、こいつか?

駄目でもともと、Acrobat 7 を削除し、Acrobat 8 をインストール(正規のライセンスを使用)。
Acrobat 8.0.0 には脆弱性があるので、インターネット経由で 8.3.0 にアップデート。
ファイルをダウンロードするのに数十分かかった。

しかし、Acrobat のバージョンを上げても事態は改善しない。
Acrobat 7 のアップデータが勝手に起動することと、印刷の不具合とは無関係なようだ。

2時間ほどの奮闘(悪あがき?)ののち、ひとまず問題を棚上げすることにした。
もう1台のプリンタは使えるので、そちらを使ってもらうことにしておいて、Windows のアップデートについて情報システム課に相談してみようか、などと考えた。
そこでふと、「なぜ一方のプリンタは大丈夫なのか」と考え、2台のプリンタの違いに気づいた。
印刷できないほうのプリンタは、パラレルポートに挿したプリントサーバを使っているが、印刷できているほうのプリンタは、内蔵のLANボードを使っている。

DTPオペレータの皆さんが帰ってから、プリントサーバをリセットして、家に帰った。

そして今朝、何事もなかったかのように印刷できた。
プリントサーバにどのような不具合があったのかは不明だが、相手の PC の IP アドレスを選んで、通信を遮断していたのだろうか。
計画停電のとき以来、105日にわたって稼働しっぱなしだったので、何か不具合があっても不思議ではないが。

……ということで、PC やネットワークに関するトラブルは、問題点を見つけ出すことができれば、もう解決したようなものなのだ。

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